第4話:やっぱりシャーベットと灯。

でもって週明けシャーベットは昇太が通ってる「十二指腸学園高校じゅうにしちょうがくえんこうこう」へ入学することになった。


ひいじいさんが、俺のじいさんに「シャーベットを入学させないと悪魔を喚び

出して手始めにこの高校から呪わせるからな」って脅迫まがいなことしてシャー

ベットを無理くり高校に入学させたらしい。


しかも俺の知らない間に親戚の手前だからってシャーベットは朝日田家の養女って

ことに勝手にされていた。

ひいじいさんは世の中のため人のため早く死んだほうがいいのかもな。

憎まれっ子世に憚るとはよく言ったもんだよ。


しかも俺は知らなかったけど、シャーベットのオシッコを飲んじゃった俺は

一生彼女から離れることはできなくなっていた。

もしシャーベットと離れるようなことがあったら、俺の寿命は徐々に短く

なって行くらしい。

1日離れたら1日分・・・半年離れたら半年分・・・。

つまり俺とシャーベットはシンクロしてるってことらしい。


まあ、でも俺は徐々にシャーベットを好きになり始めていた。

だから、あわよくばって考えた。

俺はシャーベットとエッチしてもいいかなって思い始めた。

だって考えてもろよ・・・精霊とエッチできるんだぞ、そんなレアなチャンス

逃したら、一生後悔するだろ?


あと問題は灯のこと・・・シャーベットを見たら絶対揉めるって・・・。

そして次の朝、学校へ行く前にその灯が俺を呼びに来た。


「おはよう〜昇太・・・行こう学校」


「おう、おはよう灯・・・まだエッチさせてくれないの?」


「朝から何言ってんのよ・・・結婚するまではエッチはダメだからね」

「ハグとチューはまあ許すけど・・・」


「冗談に決まってるだろ・・・だけど今時そんな考えの女、おまえくらい

だよ・・・明治の女か」


「だからって浮気は許さないからね、昇太」


「浮気しちゃいそうな女がひとりいるんだなこれが・・・俺の後ろに・・・」


「なんだって?・・・なに後ろって?」


さあ、ここから一悶着。

灯は俺の後ろにいる顔色の悪い女を見た・・・で誰?この子ってことになった。


「待ってよ、絶対こんな顔色の悪い子・・・人間じゃないわよね」


「だな・・・灯の言う通り・・・こいつはシャーベットって言って氷の精霊なの・・・あ、信じろって言ってんじゃないからな・・・一応俺の彼女ってことに

なってるから・・・俺、こいつのションベン飲んじゃったから、それが精霊の

彼氏になるってことなんだってよ」」


「なにそれ・・・ションベン?・・・ションベンってオシッコ?・・・なんでよ」

「なんでそんな汚いモノ・・・」


「おい、灯・・・私のオシッコを汚いって言うな、腐っても聖水だぞ」


「こいつのションベンはひいじいさんにハメられて飲まされたんだよ」

「そもそもシャーベットを喚び出したのは、ひいじいさんだからな」

「ひいじいさんは己の好奇心を満たすために、こいつをどこか異世界から喚び出しちゃったんだよ」


「昇太んちのひいおじいさん・・・生きてると害になるんじゃないの?」

「なんで無駄に長生きしてるんだろうね?」


「あのじじい・・・悪魔を呼び出して死なない体になろうって企んでるにたいだぞ」


「間違って私を呼びだしちゃったけいどね」

「あのじじい悪魔を呼び出すまで死ななだろうな・・・もはや執念だよ」


つづく。


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