この自主企画には、四名の方が作品を書いてくださいました。

作品数は全部で五点でした。

ありがとうございました。

すべて拝読しましたので、短評を書いていきます。

1.「偏愛のカレーライス」鴻上ヒロさん

西谷くんと先輩の「偏愛家同士」のカレー探し。

さすがの安定感。方言も入る自然な会話やタイミングよく挟まれる地の文もとても面白く、求めるカレーを探し出すことができるのかとハラハラ感も味わえました。

2.「企画参加短編：『わたしのカレーは左利き』」夢美瑠瑠さん

HGカップルがおいしいカレーを食べるお話。

設定＆プロットのメモのように思えたのがちょっと残念でしたが、HGカップルという登場人物たちは独創的だし、魅力的で良いですね。

3.「企画参加短編：『カレーライス』」江口たくやさん

学校の調理実習で作ったカレーがおいしくできて、一緒に調理実習を行った幼馴染に褒められるお話。

主人公くんが幼馴染くんの面倒を見る過程や、ふとした幼馴染くんの言動に心が揺れる様がとても秀逸で素敵です。

4.「企画参加短編：『ライスカレー』」江口たくやさん

『カレーライス』と同じセリフで始まる、幼馴染への恋心のお話。

『カレーライス』と同じシーンで、主人公が違う。これがすごく良い。一般的には嫌われることも多いパターンなのですが、そんなこと忘れるくらい上手に書かれています。

5.「TERRIFYING CURRY」dedeさん

西洋風ファンタジー世界オメガバースの、やんごとなき身分のアニバス殿下と身分差に悩むオメイアくんが一緒にカレーを食べるお話。

胸きゅんあり、少々のアクションありで楽しめました。殿下がちょっと俺様なのがたまらないし、オメイアくんは冷静なわりに殿下には（ネタバレ自主規制）。

参加作品への短評は以上です。

作品をお寄せくださった方々、本当にありがとうございました。

気になる作品があったら読んでみてくださいね☆

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