石畳に眠る声

雨田 雫

プロローグ

 はじめまして。この作品は、現代日本の少女が古代ローマに迷い込み、軍人セヴェルスに保護されながら懸命に生きていく物語です。


 言葉は通じることにしますが、価値観も生活も、すべてが違う世界。

 咲矢は大学受験を終えたばかりの18歳。歴史の教科書ぐらいの知識と言葉が分かるという“加護”を頼りに、ローマという異文化の中で、戸惑いながら、強くなろうとします。


 歴史とファンタジーが混ざったような世界観の中で、恋と生と倫理が交差する日々。

 セヴェルスとの関係を中心に、ローマ人たちの生きざまも描いていけたらと思っています。

 基本的には古代ローマの雰囲気を活かした主人公のイチャイチャを目指して書いております( *´艸`)


 専門的な歴史考証は緩めです。どうぞ寛大なお心で、あたたかく見守っていただけると嬉しいです。


 長い物語になるかと思いますが、少しでもお付き合い頂けましたら幸いです。

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