伝承と七不思議が紡ぐ、やさしい世界の物語
魔法学園という王道の舞台に、伝承や民話、七不思議というモチーフがとても丁寧に重ねられていて、読んでいて心地よい作品でした。
特に、ただ不思議を扱うだけでなく、「それをどう受け止めるか」という視点が一貫して優しく描かれているのが印象的です。
アシュリーのまっすぐな価値観と、グレン先輩の静かな気遣いが重なる場面には、思わずほっとさせられました。
物語全体に流れる空気が穏やかで、それでいて少しずつ謎や違和感が積み重なっていく構成もとても好きです。
「人間嫌い」や左目のことなど、まだ見えていない部分がどう明かされていくのか、今後の展開も楽しみにしています。
やさしさの中にしっかりと芯がある、とても素敵な物語でした。
続きを応援しています。