小田島さんは言葉遊びで、珍名馬たちを大舞台のルメールくらい鮮やかに乗りこなしている。
だが実際、こういった珍名馬たちも、競馬に熱いドラマを生んできた。
“モチ”が文字通り粘り腰を見せたり、“ヘルシェイク”に矢野騎手が騎乗して「ヘルシェイク矢野」が爆誕したり。実況が馬名と噛み合った瞬間、競馬は時々、奇跡みたいな笑いと熱狂を生む。
そして、この作品は、そんな“競馬の愛すべきカオス”を全力で詰め込んだ短編だ。
ちなみに、“オレハマッテルゼ”は実在したGⅠ馬であり、珍名馬の代表格として知られている。
その全姉は“エガオヲミセテ”。放牧先の火災で命を落とした馬だ。
その六年後、“オレハマッテルゼ”は高松宮記念を制した。
もちろん偶然だ。だが競馬ファンは、そういう偶然に物語を見てしまう。
記録に残る名馬だけではなく、記憶に残る馬がいる。
この作品は、そんな競馬の面白さと愛おしさを、笑いながら思い出させてくれる。
おすすめです。ぜひ読んでみてください。
控えめに言って最高ですな。
しかし、問題なのはレースの中身でして。
私はー競馬に明るくないのですがにわかに信じられん馬名の数々!!
「フグ田くーん」?!
「イエデゴロゴロ」!? 聞けば本当にいらっしゃる馬の名前のようですな。
そんな名前つけられた馬の気持ちになってみろ!!
私ね、一個気がついてしまったのは、
小田島先生の作品は、一杯ひっかけてから飲むとまた味わい深いですよ 笑
普通お酒飲んだらもう、小説なんて読んでられるかみたいな気持ちになってしまうところですが、この方のはそうじゃあないんだ。
是非! グラスを片手にご一読を!!