時は大正。
ファンタジーですが、大正の雰囲気がしっかりあって、歴史ロマンを感じさせます。
男爵令嬢、ヒロインの綾子は、継母、妹から、お手伝いさんのように扱われ、反抗したら竹刀で打たれることも………。虐げられる生活を送っていました。
ドイツ人伯爵に見初められ、幸せになれるかと思いきや、婚約中は優しかったエーリッヒは、なぜか結婚式をあげる日になったら、よそよそしく、冷たい態度になってしまい………?!
途中まで、綾子がかなりかわいそうな扱いで、幸せになって、と読者は応援せずにはいられません。
中盤から、かなりあまあま、溺愛が待っているので、読者は安心して読み進めてください。
エーリッヒが変身した狼を、飼い犬として、もふもふナデナデしまくる綾子さんの犬好きも、物語の見どころのひとつです。
おすすめですよ!
こちらの作品は大正時代が舞台。
婚約者が亡くなってしまったりと不吉なことが続き、家族からも疎まれて女中として過ごす男爵令嬢に結婚の話が舞い込みます。
相手は容姿端麗で優秀なドイツ人の伯爵。
出会った当初は相性もよく思えたはずが、とあるきっかけで二人の仲はこじれてしまいます。
伯爵は、表向きは善良に見える彼女には裏の顔があると怪しむのです。
この伯爵、実は人狼で、狼の姿になって彼女に近づき、様子を探るのですが――。
なんせ可愛いんですよね。
薄幸の動物好き男爵令嬢と人狼伯爵の恋。
和風ファンタジーの婚姻譚がお好きな方も、この時代に馴染みがない方でも楽しめる作品だと思います。