M37年

我々は神仏の加護を取り戻せるかもしれない。

北方の地に生きる民は物怪を視る事ができ、神仏の加護を受けて強靭な身体と心を持っているようだ。

かつての我々のように。

北方の民は物怪の事を(カムイ)と呼んで認識している。

外国がこの地を侵略しようと狙っているが、そうはさせない。

我々が北方の民を保護し、物怪を視る秘密を聞き出す。

北方の地は外国には渡さない。

その為に戦う事になってもだ。




               参謀長 児玉

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