第33話〜無かった事にされた変態とそれから〜

皆は一様に険しい顔でピリつきながら、帰って来ました……。そんな様子に女性の神達は驚きました…!

そして

【ヴェルト】が

[直ぐ様皆で話し合いを始める!!]と叫び話し合いが始まりました。


【ミリューノ】が

[何か有ったの??皆険しい顔……。]というと


【ヴェルト】が

[魔王や、悪魔達がやって来た……結界を張った後だったのが救いだ……。]と言いました…。


【ミリュア】が

[誰が狙いか分かったのかしら??]と聞くと


【モンド】が

[遠目で一目見ただけだと……。多分セレちゃんの可能性が高いかも知れない……。]と考えを話しました…。


【ミリューノ】が

[何でそう思ったのかしら…??他の可能性は??]と…。


【モンド】が

[遠目で一度だけ見たと…そう言ってた…。話た事もない…楽しげにしていて…綺麗で可愛く心が真っ白だと…。姉様や、ミリュアはあいつに会った事ない??他の神々の可能性も捨て切れないけどね…。セレちゃんは良く外界の世界を覗いて楽しげにしてるでしょ?もしかしたらって…その時を遠目で見たんじゃないかな??会った事はないだろうし…って少し考えちゃって…。セレちゃんの幼馴染の神々の可能性も捨て切れないし、姉様やミリュアの可能性も十分あるけどね…。]


それに対して2人は

[私達も会った事も話た事もないのよね…。何時も任務の報告は私達以外でしてたでしょ??]

[そうそう~、この前の緊急事態の話し合いにはいらっしゃらなかったし…。でも~それでセレちゃんの可能性が減るならかまわないわ~!!]と話ました…。


【モンド】は

[そうか…。それ以外にも魔界なる所で着々と悪魔が創り出されているみたいだし、体勢も整って来ていると…ご丁寧に説明迄されたよ!!歪みついてもねっ!!ルファーもいたし…あれはもう変態だよっ!!]と叫びました…。


【セレフィオーナ】は純粋に

[叔父様や皆は何を聞いたの??]と聞きました……。


【モンド】は慌て

[悪魔の体勢はともかく、ルファーあの変態が話してた事はセレちゃんにはまだ早い!!!気にしなくていいから!!]とまたまた叫びました。


【セレフィオーナ】は

[ふーん??変態??ミカエリー様の弟君?だった堕ちてしまった?七大天使の一人?だった方だよね??それで悪魔は何て??]


慌て【ミカエリー】は

[七大天使は変態ではありませんから大丈夫ですよ?それに元弟だったかも……??なのであんな悪魔は知りません。]とサラッと流しました。弟であった事を無くしたのです……。他の七大天使もホッと溜息を吐きました。


【ヴェルト】が

[悪魔達は歪みは大きければ大きい程入りやすいと、人間と言う生物の欲望は汚く悪魔と契約する人間も直ぐに出て来ると……。歪みは∞にある世界に殆ど出来てしまったからな……。全部直すとすると、何万年嫌、何億年かかるか……。]と此方もサラッと話を変えました…。

【モンド】が話を流す為に乗っかり、

[確かに直ぐに全部は無理だね!!それに人間と言う生物を全部監視するのも、難しいよね??だからと言って一回全てをリセットするのも……難しいよね……。]と話ました。

皆で長い時間話し合っても解決策は見つけらるません……。


そんな中ずっと考え込んでた【セレフィオーナ】は

[じゃあ、私記憶も力も持って人間に落ちるよ!!そうすれば、中と外から歪みは修正出来るし、まぁ、力は神石を5段階に分けて人間で言うピアスみたいな感じにすれば付けたり外したりできるし、中から危ない人間監視できるし、悪魔見つけたら退治出来るしね…。そうすれば歪み早く直せるし、危ない世界有ったら、その時はその世界の神々に飛ばしてもらう事も出来るし。オシリス様には少し迷惑かけちゃうかもだけだど……。]と話し出しました。

神々や天使達が驚愕の顔する中


【シャープ】が

[じゃ、僕も降りるよ!確かにセレの言う通りだし、セレから離れたくないしね??]と言い出しました。それに乗っかり【イートン】【ミース】【ワイスラー】【ラウラス】【アイーロ】【アチェーロ】【アターチェ】【テフタト】【ルートナー】【ソルージャ】【メイフール】【ノットナ】【バルードル】等【セレフィオーナ】が仲が良いメンバーも名乗りを上げました…。

【シャープ】が

[この人数メンバーなら何が合っても大丈夫!!歪みも皆で力合わせて直す。悪魔も皆で退治する。セレも皆も守るし守らる。だからセレの安聞いて欲しいな…?]と言いました……。


その様子を見て

【ヴェルト】は

[もう既に覚悟があるのだな??意見を変えないのだな?]と問いかけました…。皆は皆


と答えました…。


【ヴェルト】は

[じゃあ私も、ミリューノと共に降りよう……。大天上界はモンドを筆頭に創生神ミリュアは創世神としよう……。]


【モンド】は

[はぁ~?兄様が大天上界を守ればいいしゃないか!!僕達がセレちゃん達と降りるよ!!叔父様と叔母様と降りたいよね、ね?]と叫びました…!!!収集が聞きません…。ワイワイガヤガヤ……。


そんな中…

【オシリス】は

[確かにセレの言う通り下と外と上からなら早く歪みが直せそうだな。それにその人数力を隠し人間に落ちるつもりなら悪魔に気づく事も出来るな……私としては賛成だ!]

【ヤマ】は

[私としても賛成します!何時終わるかそれも∞に続くかも……知れませが…覚悟がお有りならば!手助けは致します]

【セラヒーム】

[危険で無限に続く毎日になるぞ!それに何時終わるかも分からぬ。何回も死にまた生を受ける日々になるだろう………。それでも変わらぬ覚悟なら私は賛成する!]と次々に賛成意見が出ました。

ただ創生神四人だけはまだまだ結論が出ず言い合を行っていました。


その様子を眺め考えながら

【ミカエリー】は

[あの、私もルファーを……なので出来たら私も外界に降りたいのです……!!]と叫びました。

その様子に皆びっくりしながら、注目していました…。

それに笑いながら

【ウリー】は

[じゃ、俺もミカエリーに、付き合うわ!!]と言い出しました…。

【セラヒーム】は

[七大天使、三人も居なくなって、どうする!!]と怒り出しました………。

【ウリー】は

[シャープ様達だっておなじだろ??ミカエリーの気持ち分かってやれよ!!]と叫びました…。

【ミカエリー】は

[私の後は大天使のロロエルに任せたいです。力的には問題ありません…。私はどうしても、ルファーを打ちたいのです…。その為にセレフィオーナ様方に貰った力です。そして皆様の事も守りたいのです…。セラヒーム様どうかお願いします…!!]と静かに話し出しました……。


その様子に【ヴェルト】は

[いいのではないか??セラヒーム。かなりの覚悟を持っているではないか!!そして私も降りる!!]と言いました。


何だか滅茶苦茶になってきた話し合いです…。


それから、【ヴェルト】は

[それから、ワイスラー達の親どちらでもいいから、一緒に降りる事。じゃないと、産まれにくくなるからな…。]と話ました………。


【ワイスラー】の母【キャフレア】は[勿論私は降りるわよ~!おも…いえ子供達が心配だから~!]と言い

【ラウラス】の父【ルトーノオ】も

[勿論俺も降りるぞ!!]と言い子供達の親は次々に後に続きました……。


【モンド】は

[はぁ~……。仕方ない。僕達も本当は降りたかったけどね…。確かにセレちゃんやシャープとか産まれてくる事考えたら、兄様、姉様の方がいいからね…。後々上位神幹部入れ変えるよ。たまにでいいから、セレちゃん叔父様に会いに来てね!?寂しいから…!僕達は大天上界からやれる事全部やるよ!!後セラヒーム、許してやれ!後大天使からきちんと後継者をだせ!?]と半ばヤケクソに叫びました…。




結局立候補した皆が下から支え後の者は大天上界から支える事となりました………。


結局、七大天使は大天使から【ロロエル】【ネルカエル】【リバール】に公認が決まり、【ミカエリー】と【ウリー】も降りる事となりました…。



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