真っ赤な出会い


友達と夜 花火をしに近くの 砂浜へ

忘れ物に気づき 私は急いで

宿に帰る


不意に 男のひとが

声をかけてきた


ちょっと怖そうなひと


私はかなり敬遠して

スルーしようとした


が そこを男のひとが

引き止める


「キミさ、昨日から来てるよね

この辺の子?」


見かけない顔だから‥


私は 夏休みで旅行で来てる


そう告げた


男のひとは 


顔に似合わず

真っ赤になり


声をかけたいって

思ってたんだ


突然こんなこと 軽いとおもわれると


でも言いたい


俺と付き合ってほしい


私は 強面の顔の 更に真っ赤になる

瞬間を垣間見ながら


だんだん

冷静になりつつあった


友達持たせてます


急ぎますので


すると真っ赤なひとは

私に何かを急いで渡した


みるとメモ書きのようだ


電話 かけてください

おねがい

待ってます

一目惚れなんだ

本気です


私はその男のひとが 去るのを

呆然と見送った


胸にすこしばかり?の

ときめきを感じながら

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