暗闇

心の声はあまりに小さくて聞きづらい


だから 僕は 心の声を 叫びを

文章にしている


憂鬱な文章しか書けないのは

僕の心に暗闇があるから



その暗闇に沈み込むと

まるで もう戻れない所まで深く潜ってしまった

哀れな潜水士みたいに

酸素切れになることを待つしか出来ない


希望も 救済もない

癒やしも 優しさもない

暖かさも 温もりもない


僕はその心の中の暗闇に囚われてしまった


僕が僕を救えるとしたら

僕を消してあげることだけだ

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