想いの花束💐夢紡ぎのアルバム🎵第3弾《おまけ付》
この美のこ
1曲目🎵 初恋の風
《初恋の風 ショートショート》
春の陽気が教室の窓を揺らし、爽やかな風が舞い込んだ。
午後の光が差し込むお昼休み、
遥の笑い声が、まるで風のように心の奥まで届いてくる。
陽翔の手元には、白い消しゴム。
そこには小さな文字で『はるか、すき』と書いてあった。
誰にも見せるつもりはなかった。
ただ、伝えたい気持ちをどこかに残しておきたかった。
「ねぇ、陽翔くん、今日の英語の課題手伝ってくれる?」
遥が笑顔で話しかけてきた。
陽翔は一瞬消しゴムを握りしめたまま固まった。
頷くのが精いっぱいだった。
放課後、二人は教室に残り窓際の席で課題を広げた。
遥が何気なく陽翔の筆箱を手に取った時、消しゴムが転がり落ちた。
「ん?これ……」
遥が拾い上げたその瞬間、陽翔の心臓は飛び跳ねた。
遥の目が消しゴムの文字に気づいたかどうかはわからない。
ただ遥は微笑んで消しゴムをそっと戻した。
2人は課題を終え学校を後にして並んで歩く。
「陽翔くん、ありがとう。助かっちゃった!」
「う、うん!」
目と目が合う。
ドキュン。
夕焼けに染まる空に甘酸っぱい風が吹き抜けた。
********
[Verse 1]
胸が弾むような朝の光
制服姿に揺れる心
君の笑顔が眩しすぎて
目の前で言葉を探すだけ
[Chorus]
初恋の風 舞い上がる
伝えたくてもどかしい
甘くて酸っぱいこの気持ち
空に響け君への想い
[Verse 2]
教室に差し込む午後の光
消しゴムに描いた秘密の文字
隣の席で笑う声に
心の中で繰り返す勇気
[Chorus]
初恋の風 優しく吹いて
想い運び 飛んでいく
切なくて甘いこの気持ち
君の元に届けてほしい
[Bridge]
放課後の道駆け抜けた心
夕焼けに染まる君の影
目と目が合って世界が止まる
その瞬間の魔法信じたい
[Chorus]
初恋の風吹き抜けて
未来の扉開く鍵
爽やかで甘い君の香り
君の全部抱き締めたい
********
私の書いた詩にAI音楽生成『SUNO』で曲をつけてみました。
3パターンあるので聴き比べてみてください。
「初恋の風」 パターン1 ⇩
https://suno.com/s/RkewKAZstcEZDgen
「初恋の風」 パターン2 ⇩
https://suno.com/s/VHQ5gGbvx93PxBR7
「初恋の風」 パターン3 ⇩
https://suno.com/s/BK8bhfjTyN7Sp1Wn
いかがでしたか?
初恋の風、感じましたか?
3曲聴いて下さりありがとうございます✨✨
近況ノートに「初恋の風」のメージイラストあります。
https://kakuyomu.jp/users/cocopin/news/16818792440163603566
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