①への応援コメント
7歳の少年とさらに幼い少女。
母熊と子熊。
そして紫の光の妖術。
童話か児童書にありそうな設定なのに、
青年期の苦悩や大人びた物語が展開される。
私にとっては、非常に純文学に近く思わされ、
取っ付きにくい文体にも関わらず、
惹かれてスルッとここまで読み通しました。
先のコメントの記述で、一話が長すぎる、とありましたが、
読書が苦手な私ですが、スルッと読めてしまいました。
不思議です。
解析が必要です。
作者からの返信
感想ありがとうございます
文学作品並みの細やかな描写に気を遣いつつ、読者が読みやすい事を重視して書いてきました。
想定した通りに書けていたのが分かり、嬉しく思います。
1話が長いという意見があり、今は3回分に分割して読みやすくしてあります。
それが、感想の違いの理由かもしれません。
①への応援コメント
お疲れ様です。今週の土日はポケモン好きの私にとっては忙しくなりそうなので、有休を取ったこのタイミングで感想をお送りします。
今回は、スムーズに読めたが故の不自然さを見つけた気がしたので、その報告です。
・「一般企業に所属する受付スタッフ」という文章について
被害者の職業の紹介ですが、なんとなく、ちょっとくどく感じてしまった一文です。「に所属する」を「の」にしても良いと思います。あるいは、「一般企業の事務職」でも良いと思いました。
社名ではなく一般企業という単語を採用したことから、あまり被害者の職業が事件に大きな影響を及ぼすことはないだろうと思ったが故の、読みやすさ向上を図る上での、些末な提案でした。
・酒巻警部のセリフ
初登場時のセリフがありましたが、こちらに関して2点ほど。
まず、挨拶の言葉としては、少し台詞が長いと感じました。「お疲れさん」か「進捗はどうだ?」辺りで一旦切ってから、残りの文章を後ろにある柏木のセリフの前にくっつける方が、会話として自然に見える気がしました。
もうひとつは、「もっとも」が数字の最高を意味する「最も」になっていました。これは誤字だと思われるため、ご確認いただきたいと思います。
今回は以上となります。
引き続き、よろしくお願いします。
作者からの返信
そうですね、説明が長くなるのは私の悪癖です
酒巻警部のセリフ、被害者の職業説明、次の改稿の際に検討してみます
最もは勘違いしてましたね、正しくは尤もなんですね。
早いところ直しておきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
③への応援コメント
企画『時には殴り合ってでも(以下略)』の企画者です。ご参加いただいてからかなりの時間が経過してしまいましたが、貴作を読み始めさせていただきました。
ひとまず、第0話まで読んだ感想を記します。
・【総評】読みやすい
簡単に書いていますが、一番重要なことだと思います。なので、以後の感想はこの評価を前提にしたものと捉えて頂いて、差し支えありません。
「その割にはあんま読んでないな……」と思われるかも知れませんが、作品自体が始まって間もないということ、区切りの良さも考えて、今回はあえてここで止めました。
・【疑問】主人公の素性について
作品の概要欄には明記してあるものの、本文中では、主人公がただの人間ではない(雷人でしたでしょうか?)こと、その情報が足りないように感じました。
文章を見ただけでは、体はデカいけど実年齢は7歳の少年が、どうして大人顔負けの言動をとることが出来るのか……その根拠に説得力がないというか、納得が出来ませんでした。
クマを救ったの能力についても、特に説明がなかったと捉えています。戦闘力も含めて、主人公がどんな能力を秘めたヒーローなのか、もう少し教えてくれたって良いのでは? と思ってしまいました(仙人だから仙術、みたいな感じでも良いと思います)。
・【舞台】主人公たちはどこにいる人?
国、土地、年代等々……物語の舞台となる世界の情報が、あんまりないような気がします。主人公の名前から、私は勝手に中国の山村辺りの風景を想像していましたが、合っていますでしょうか? 勝手な想像ですが、0話の時点ではそういう風に考えてしまう人が出てきても不思議ではない。そんな気がしています。
今回は、以上となります。
少しでもお役に立てれば、幸いです。
作者からの返信
すはなさん、企画主さまからの感想ありがとうございます!
そして総評の「読みやすい」、これ…自分にとっては最高評価です。
小説って、どれだけ良い設定やテーマがあっても“読める”が成立しないと届かないので、土台を見ていただけたのが本当に嬉しいです。
ご指摘の二点――
①主人公の素性(雷人?/7歳なのに言動が大人っぽい理由)
②能力の根拠(熊戦の戦闘力や治癒の説明)
③舞台(国・土地・年代の情報)
ここは、まさに「狙い」と「読み手の引っかかり」が噛み合っている箇所でした。
0話は、意図的に“説明を削る回”にしています。
自分は設定を開示しすぎて読者を混乱させがちなので、0話で出す情報を
• 雷由来の何かを感じる(異質さ)
• 権は強い、そして孤立している
• 千早との出会いが権の価値観を揺らす
この3点に絞って、前菜として軽く出す方針にしました。
フルコースを最初から全部口に突っ込むと、読者が「うっ…重い…」ってなるので(※自戒)、順番と量を最優先にした形です。
ただ、引き算が効きすぎると「根拠が薄い」「舞台が掴めない」に見えるのも当然で、そこを言語化してもらえたのがありがたいです。
舞台や主人公の素性は、1話以降で“必要な場面で、最も重く響く形”で言葉として出していきます。
特に能力面は、0話ではファンタジーっぽく見せつつ、実はSF由来という二重の驚きを狙っています(ここはネタバレになりすぎない範囲で…!)。
もしよければ、次は1話まで読んでいただけると、今回の疑問の多くは回収できると思います。
丁寧に読んでくださって、本当にありがとうございました!
①への応援コメント
企画参加ありがとうございます!
私には思いつくことのない言葉や、それでいて読みやすい文章から紡がれる疾走感のある物語に引き込まれました!
こんな話が書ける方が私にアドバイスをして下さるのはとてもありがたいです!
続きも読ませていただきます!
作者からの返信
こちらこそ、読みに来てくださりありがとうございます。
お褒めくださり光栄です。
私1人の力ではなく、編集として関わってくれてる友人の助力あって、今の完成度に仕上がりました。
続きもお楽しみ頂ければ幸いです。
商業出版を目指してブラッシュアップと、まだ上げていない続きも書いてる最中でして、忌憚なく意見をお寄せ頂ければこれ以上ない喜びです。
②への応援コメント
二話までじっくり拝読しました。
第一印象としては、スピード感のある導入と、排除された少年が肯定されるまでのテーマが太く、千早の役割も明確で、読後の余韻が強いと感じました。
だからこそ当然ですが、続きをもっと読みたくなります。
また、基本的に一文一文が短く、可読性が本当に高いとも思いました。
まだ二話の段階ですので、作品全体に対する感想を述べるのは難しいのですが、作法の面で一点だけ気になったところがあります。
例えば、
その言葉に、胸が一瞬きゅっと縮んだ。
気づかれていた。
名がないことさえ。
といった箇所について、個人的には、名前がないという事実に答えられない状況であれば、作者さんが「名がない」と明示的に説明しなくても、読者は十分に想像・推測できる余地があるのではないかと思いました。
たとえば、「その言葉に、胸が一瞬きゅっと縮んだ。」の後に、「口を開こうとしても、言葉が何ひとつ浮かばなかった」といった形でも、読者に伝わるのではないか、というイメージです。
ただ、そうすると読者が考える分だけ必然的にテンポが落ちるとも感じます。ライトノベルの特性上、深く考えるよりも、速く・易しく読めることが重要な場合もあると思いますので、この点はあくまで私個人の感想程度として受け取っていただけると幸いです。
作者からの返信
うめ紫蘇さん
二話までじっくり読んでいただき、ありがとうございます。
導入のスピード感や、排除された少年が肯定されるまでのテーマ、千早の役割についてそこまで明確に受け取っていただけたこと、とても嬉しく思います。
また、作法面についてのご指摘もありがとうございます。
ご指摘の箇所については、まさに悩んだ上で、今回はあえて「名がないこと」を明示する書き方を選びました。
というのも、この物語では「名前を持たない=個として扱われてこなかった」という点が、主人公の根幹に関わる設定であり、ここは読者の想像に委ねるよりも、早い段階で言語として刻んでおきたいと考えたためです。
同時に、ライトノベルという媒体の特性上、テンポ感を落とさずに読み進められることも重視していました。
とはいえ、仰る通り、行間に委ねる書き方の魅力や余韻も非常によく分かりますので、そのバランスについては今後も意識しながら書いていきたいと思っています。
丁寧な読みと具体的なご意見、本当にありがとうございました。続きを楽しみにしていただけたら幸いです。
①への応援コメント
自主企画へのご参加ありがとうございます。
僭越ながらアドバイスを
>“自分を見てくれる声”
声は見ませんので暗喩としても伝わりにくいと思います。
“自分を見てくれる(人の)声”
でしょうか。ご検討ください。
鶏鳴(けいめい)
鶏鳴《けいめい》
カクヨム記法ではルビは《》です。ご存じなかったときのために記しておきます。
スマホだとルビは小さくて読めないから、という方もいらっしゃいましたのであくまで念のためです。
このコメントは読み終わりましたらどうぞご自由に削除くださいませ。
ご参加、重ねて御礼申し上げます。
作者からの返信
お返事大変遅くなりました
ご丁寧なご指摘、ありがとうございます。
ご指摘の通り、「見る」という表現は比喩的な用法として用いておりましたが、読み手によっては分かりづらく感じられる可能性もあると感じました。
表現の意図と読みやすさのバランスについて、今後の参考にさせていただきます。
ルビ表記についてもありがとうございます。
③への応援コメント
企画より参りました。
まずはよい点から
「無名」の少年が少女・千早から「権(ごん)」という名を与えられ、「他者から認められる」というカタルシス構造がウェブ小説において強力なスタートと感じます。雷神の力と孤独の対比、そして最後の「俺は権だ!!」という叫びの熱量は、少年漫画のような最高のフックとなっている。
気になる点
主人公・権への読者の「感情のシンクロ」がしずらい。里への怒りや、千早に認められた際の「戸惑い」や「喜び」といった感情(緩)が、一般的な形容詞で処理され、読者が彼の痛みに深く共感する前に戦闘(急)に移行してしまう。また、空腹や戦闘中の肉体的苦痛の描写が淡白で、命を懸けた現実味が薄れているかと。
改善例
形容詞を制限し、動詞を用いて感情の「爆発」や「浸透」を体感で描く。例えば、喜びを「肋骨の裏側が溶ける」などと表現し、千早から得た「権」という名の誇りを深く描くことで、物語の感動を最大化できると思いました。
あくまで私の感想です
参考程度に
作者からの返信
大変お返事遅くなり申し訳ないです
丁寧なご感想をありがとうございます。
「無名」から名を得る構造や、「俺は権だ!!」という叫びをフックとして受け取っていただけたこと、とても励みになります。
ご指摘いただいた「感情のシンクロ」については、まさに自分でも課題として意識している部分でした。
戦闘や展開の勢いを優先するあまり、怒りや喜び、戸惑いといった感情の“滞留”を、やや言葉で済ませてしまっていたかもしれません。
形容詞を抑え、身体反応や行動によって感情を滲ませる、というご提案はとても腑に落ちました。
「権」という名を得た誇りや痛みを、より読者の体感に近い形で描けるよう、表現を磨いていきたいと思います。
あくまで感想として書いてくださったことも含め、真摯に読んでいただけたのが伝わってきて嬉しかったです。
ありがとうございました!!
①への応援コメント
「この分野とは、心理学、創作いずれの分野でしょうか?もしかして、両方についてだったりしますか?」
創作と、社会学、人類学的な感覚からです。物事は複数の相関関係がありますからね……!
「私も合気道についてはある程度学習しており、格闘シーンでもやたら専門用語を出して説明不足、もしくはアクションに工夫が足りないと友人編集から指摘を受けますので、専門家相手への説明と、そうで無い方への見せ方で全く違うというのは、同意しかありません。
難しいですよね」
とても共感深いです。私も、定義された抽象的な専門用語を避けて、具体的な動きで表すことに挑んでおります。
「とはいえ、私の「なるべく多くの人に伝わる書き方をする」という創作信念的には、相手が素人である事を前提とした書き方をする必要があるので、難儀してる所です」
こちらに関して、とても良い知見を最近得られました。『忙しい人に読んでもらえる文章学』という、外国人による著書があります。脳科学的な観点から論じられているので、あなた様のその考察をより深めてくれるでしょう。
「ちなみに該当コメントを頂きました〜〜社会人のようです」
……そうでしたか。組織人としての生活にはまだ慣れていないか、その慣習がないように見えます……
では、本題ですが、まず先に、あなた様の「こう描いた」意図をお伺いしたのちに、それが意図通りに機能しているか確かめる方法に変更したいと思います。その方が、より質の高いフィードバックを行えるためです。いかがでしょうか。
③への応援コメント
"少年は天を仰ぎ、大地に足を根付かせ、腕を組んで仁王立ちする"
具体的で好きです。
"稲光がとどろいた"
"視界が暗転すると、少年を取り囲むように六人の男が現れた"
こういうのですよ。こういうのがもっと増えると好きです。あなた様だけの物語でしか成し得ないもの、それが好きです。
"顔や腕に大きく入れられた雷の刺青
首に下げられた無骨な石英の首飾り
少年のものと同じ、雷の意匠を凝らした、トライバル柄の簡素な着物を纏っている"
"彼は厚手の白い服、下半身にはひだのついた黒い布を身にまとい、それを腰で紐のような物で止めていた"
具体的で好きです。仕草と同時に表されるともっと好きです。
"首から石英の首飾りを下げた追手"
修飾語+名詞、どんどん私に見せてください。
"彼の目に映るのは、声を荒げて言い争う石英のネックレスを首に下げた男"
首飾りの方が私好みです。また、繰り返しの表現を避けられる換喩が私は好きです。具体的に、""〜の目に映るのは、荒げた声のぶつかり合いで揺れる石英の首飾りと、その男""
いかがでしょうか。読者には難しいですかね?
"ネックレスの男が必死に前腕を振り上げ、ガードを固める"
ここから、対立が描かれますね。私は、自分の物語では常にこの辺りに気を配っています。何に気をつけているかというと、どちらも強そうに見せることです。ついつい格の低い敵を用意してしまったら、なるべく強い方が現れるように整えます。そうするだけで、相対的に主人公をより強く見せることができます。
ただ強いだけより、強い奴より、より強い奴だと分かる演出が好きです。学生さん相手でも、きっとそうであるはずです。
そのため、「相手が主人公の一手を対策する」「その対策を覆す」というセオリーが好きです。
"咄嗟に石を投げて遠間から権を倒そうとする"
私もなるべく、リアルに描くことを心がけていますが、創作物として「物足りないな……」と感じた時はあらゆる小道具を用いて脚色します。石だけでなく、別のものを投げさせる、大きな岩を投げさせる、事前に投げるのに便利そうなものを持たせておく、そうすることで脚色がうまく働くかと思います。普段から私も「いやそのツッコミはわかるけど、この時代じゃそんな派手なことできんわ……じゃあできるように後ろの時代、人物の人生を再設計してみよう」と脚色のために物語を再配置したりします。
石は十分致命になりますし、現実でそんなところを見たら息が止まるほどショッキングですが、創作ではなぜかほとんどインパクトが抜け落ちてしまいます……そのため、演出のために脚色、を運用しています。熊に殴られていますからね。熊に殴られてるから平気だろな、という感想より、熊に殴られるよりキツいことに耐えてる、のほうの感想の楽しさが、より大きいように感じます。
"四人が身構えた一瞬、千切れたネックレスの残骸が男たちに向かってばら撒かれた"
大変良いです。これまでの中でいちばんのパンチラインがあります。この構造をあらゆる場所で、大小さまざまな大きさで表現できるようになると良いですね……!
"そこへ、腕輪をはめた男が地面を滑り、飛び込んだ"
"腕輪の男に飛び蹴りが叩き込まれ、二人まとめて岩に叩きつけられた"
具体的で良いです。
"この体勢に入れば腕力ではどうしようもならない。
じたばたと暴れるが、皺面の男は巌のように動かない"
前述したものが実践されております。これが、全員にあると嬉しかったです。追っ手として抜擢されるなら、もう少し強いほうが嬉しい気がします。
"だ、だがよ、先生。見ただろこいつの暴れっぷりをよ!"
……あぁ結構若いんですね。なら……これまでの構造は仕方ないですね。彼らの境遇、過ごす環境が察せられる小道具、表情、仕草がふんだんにあると、このようなすれ違いはなかったように思えます。いえ……私が変なだけですね。実生活でも、見ただけで、その人の考えていること、社会的地位、集団の中での立ち位置を掴もうとするので、物語以外の情報を拾おうとするその辺でしょうね……おそらく、私の没入感は現実らしさにあるようです。学生さん向けに作られたようなものだと、どうしても……むー
"掟が何か分からないまま、バトルが進んでしまったので、一体何がそんなにいけなかったんだ…⁉️という気持ちになりました"
という学生さんのコメントがありましたね。私はあなた様がその方宛の返信にある内容を前提としています。お伝えしたいことは、この分野に関しては専門家に迫る知見があるため、学生さん向けに分かりやすいか、というアンテナはなく、専門家相手に共感の嵐を起こせるか、というアンテナしかないことです……
作者からの返信
大変遅くなりました
「具体的で好きです。」
ありがとうございます。
どういう姿勢なのか、どういう気持ちなのかは明文化し、誤解や誤読を招かない方向性で書いております。
「こういうのですよ。こういうのがもっと増えると好きです。あなた様だけの物語でしか成し得ないもの、それが好きです。」
こちらも、雷を扱う物語なので、序盤から雷を使った演出は重視して、意図して挿入しております。
刺さっていたなら幸いです。
「具体的で好きです。仕草と同時に表されるともっと好きです」
登場人物が一気に増えるので、特徴を簡潔的かつ具体的に書いております。
仕草を入れる事については、想定しておりませんでしたが、「彼らがそこにいる」という説得力が増しそうですね。
今後の参考にさせて頂きます。
『「修飾語+名詞」、どんどん私に見せてください。』
名前を出すとかえって混乱すると思うので、敢えて特徴付ける物+名詞で誰が動いているのか明示しております。
「首飾りの方が私好みです。また、繰り返しの表現を避けられる換喩が私は好きです。具体的に、""〜の目に映るのは、荒げた声のぶつかり合いで揺れる石英の首飾りと、その男""
いかがでしょうか。読者には難しいですかね?」
首飾りの方が世界観的にもマッチしそうですね。
言い換えとして、その方が短くなって纏まりが良いですね。
検討致します。
「ここから、対立が描かれますね。私は、自分の物語では常にこの辺りに気を配っています。何に気をつけているかというと、どちらも強そうに見せることです。ついつい格の低い敵を用意してしまったら、なるべく強い方が現れるように整えます。そうするだけで、相対的に主人公をより強く見せることができます。
ただ強いだけより、強い奴より、より強い奴だと分かる演出が好きです。学生さん相手でも、きっとそうであるはずです。
そのため、「相手が主人公の一手を対策する」「その対策を覆す」というセオリーが好きです。」
ただ主人公が無双するだけでは、対して面白みはありませんからね。
その意見には同意いたします。
彼らも無条件に倒されるのではなく、何か主人公を倒したり、身を守る為の努力の跡は見せようと画策しました。
それが続きすぎても話のテンポや文章のリズムが悪くなる、という判断が働いたのですが、余計な知恵だったかもしれません。
「私もなるべく、リアルに描くことを心がけていますが、創作物として「物足りないな……」と感じた時はあらゆる小道具を用いて脚色します。石だけでなく、別のものを投げさせる、大きな岩を投げさせる、事前に投げるのに便利そうなものを持たせておく、そうすることで脚色がうまく働くかと思います。普段から私も「いやそのツッコミはわかるけど、この時代じゃそんな派手なことできんわ……じゃあできるように後ろの時代、人物の人生を再設計してみよう」と脚色のために物語を再配置したりします。
石は十分致命になりますし、現実でそんなところを見たら息が止まるほどショッキングですが、創作ではなぜかほとんどインパクトが抜け落ちてしまいます……そのため、演出のために脚色、を運用しています。熊に殴られていますからね。熊に殴られてるから平気だろな、という感想より、熊に殴られるよりキツいことに耐えてる、のほうの感想の楽しさが、より大きいように感じます。」
確かに、熊に殴られてるよりもキツいことに耐えてる描写があった方が、カタルシスは大きいし、石投げは創作的にはインパクトが弱いのも仰る通りですね。
ビリーバビリティはどうとでも補強できるラインですし、もう少し演出重視で良かったかもしれません。
「大変良いです。これまでの中でいちばんのパンチラインがあります。この構造をあらゆる場所で、大小さまざまな大きさで表現できるようになると良いですね……!」
工夫や駆け引きを凝らした戦いの方が、戦い慣れてる感じも身体能力だけでない強さも、読者のインパクトもありますよね。
真正面からの殴り合いが好きで、意識しないとどうしてもドッカンドッカン殴り合いな方向に寄ってしまうので、私の課題ですね
「前述したものが実践されております。これが、全員にあると嬉しかったです。追っ手として抜擢されるなら、もう少し強いほうが嬉しい気がします。」
全員が強いと、1人の強さが際立たないだろうとの判断、設定面との兼ね合いなどの条件から、全員の戦闘経験や技術面、工夫には明確に差をつけております。
それが違和感に繋がっているとしたら、バランス感覚が難しい所ですね。
「……あぁ結構若いんですね。なら……これまでの構造は仕方ないですね。彼らの境遇、過ごす環境が察せられる小道具、表情、仕草がふんだんにあると、このようなすれ違いはなかったように思えます。いえ……私が変なだけですね。実生活でも、見ただけで、その人の考えていること、社会的地位、集団の中での立ち位置を掴もうとするので、物語以外の情報を拾おうとするその辺でしょうね……おそらく、私の没入感は現実らしさにあるようです。学生さん向けに作られたようなものだと、どうしても……むー」
あまり特徴が多くても、読む読者のワーキングメモリを食ってしまうとの判断から、特徴面はネックレスや指輪などの装飾と、ハゲ頭など見た目で分かりやすい部分に絞りました。
追手には長距離を移動する体力や走力が必要との判断から、戦闘経験より若さで選ばれた設定ですが、主人公の目線でそれが分かる情報は得られないので、三人称一元視点で分かるはずが無い情報なので省きました。
皺面の男だけは、年老いても若い物に体力で負けてない例外です。
リーダー格の皺面の男だけ歳の功を分かりやすく示す為、年齢の描写をいたしました事、もっと重要な人物が他にいますので、全体の年齢感は省きましたが、それらが描写不足につながっておりますね。
視点側が得られる情報だけを描写しつつ、誤読や誤解をなるべく防ぐ方針としては、執筆力不足を感じます。
「"掟が何か分からないまま、バトルが進んでしまったので、一体何がそんなにいけなかったんだ…⁉️という気持ちになりました"
という学生さんのコメントがありましたね。私はあなた様がその方宛の返信にある内容を前提としています。お伝えしたいことは、この分野に関しては専門家に迫る知見があるため、学生さん向けに分かりやすいか、というアンテナはなく、専門家相手に共感の嵐を起こせるか、というアンテナしかないことです……」
この分野とは、心理学、創作いずれの分野でしょうか?
もしかして、両方についてだったりしますか?
私も合気道についてはある程度学習しており、格闘シーンでもやたら専門用語を出して説明不足、もしくはアクションに工夫が足りないと友人編集から指摘を受けますので、専門家相手への説明と、そうで無い方への見せ方で全く違うというのは、同意しかありません。
難しいですよね。
とはいえ、私の「なるべく多くの人に伝わる書き方をする」という創作信念的には、相手が素人である事を前提とした書き方をする必要があるので、難儀してる所です。
ちなみに該当コメントを頂きました「よこすか なみ」様は、Twitterプロフィールを拝見した所大学を既に卒業された社会人のようです。
②への応援コメント
お時間割いてくださり、心の底からお礼申し上げます。しかし返信よりまずは、フィードバックから行いたいと思います。
"親子熊の背を見送ってから"
私好みです。具体的。
"助けてくれてありがとう。あたしの名前は千早と言います。あなたのお名前は?"
つまり、物語上の作為、臭いを消す工夫があると私が喜ぶということです。
こういう時に必ず、悪癖なのですが、現実の動きを参照してしまいます。「一息でなめらかに話しているこういう時は言葉の歯切れが悪くためらいやその人のこれまで生きてきた経験学習が出るから名前を聞くことに意識を割くのか口語だったらもう少し迂遠だったり」
読みづらいのは読む意味がないためです。
台詞を区切って、人物に動きを出してみてはいかがでしょう。非日常的な描写では、その辺りのリアリティが没入感を出しますし、不本意な、作中人物と読者のテンションの乖離が生まれないように思えます。つまり、物語上の作為、臭いを消す工夫があると私が喜ぶということです。これは、匂いの強い食べ物(魚)に対して消臭を要求するような無茶です。
あなた様の意図する範囲で、あれは機能しております。それがどう効果を及ぼすかまで気を配らなければなりませんね……(日本の狭い道を走ろうとするアメリカ車、という構造)
"……ごめんなさい、つらいことを聞いてしまって"
十分機能しています。
私を唸らせるには、「辛いことを聞いてしまって」を文字にせず、仕草だけでそう言っているのだと受け取らせてくださると、両手を叩いて喜びます。ロマン技。間に受けないでください。
"あたしのことも治療してくれてありがとう"
むむむ……口語と語用論的に気になる……過激派は「ありがとう」だけでその言葉として理解できるが……むむむ……読者層次第か……
"千早、お前はこんな状況でなぜ笑える?"
むむむむむむ……過激派は「なんで笑える?」で十分……ぬぬぬぬぬぬぬぬ……うむむむむしかし……読者は……
"逆に、あなたは表情が硬いですね"
私的には、ストレス度として見えているのでかなりクリアに対比して見えていますが、一般読者に対してはどのように見せたいのか、とても興味があります。一義的ではありませんよね……?
"胸の内に、普段は感じない温度が走る"
繰り返し、同じレトリックが用いられるので、好きです。
"“けいじ”を受けてここに来ました"
完全に野暮すぎて申し訳ないのですが、この言葉から、口語喋るほうが不自然か……と普段の生活が垣間見えました。
"反射的な否定だった。だがその直後、心のどこかが、かすかに揺れた"
この文法構造、注意を引くことに成功しています。ここにバシッとパンチラインのある言葉を入れられるようになるか、テーマに直結するものを入れ込むと、読者の注意コントロールができていると評することができます。保留。
"新しく、草木を掻き分けた跡があるな。こっちで合ってるか?"
これまで前述してきたことが当てはまりますが、あなた様の意図する範囲で満点です。他の企画登録者(参加者ではないですよ)に見習って欲しいものです。
"何故そう思う?"
うっ……口語センサーが……!
"棘を含んだような声で問い返す"
うお!声の情報は忘れがちな要素であり、好みで大変良いです。好き。
"違うの、あなたの心が泣いているの。だから代わりに泣いているの"
パンチライン的に、""あなたの心が泣いているの。だから""を削ってしまった方が私好みではありますが、これがなければ変わってしまうこともあるものの、しかしこれがなければ物語についていけない読者とは……?どんな読者……?と、己の浅はかさに肩を落としました……人の共感性を表すシーンとして、抜群に本質的だと思います。好き。
"お前、何なんだよ……"
口語センサーが喜んでいます。
"乾いた風"
私好みで大変良いです。渇望のたとえであるなら。もしそうなら急に……その、使われている技術がアンバランスですね……?均等であることも、意図のコントロールに重要です。
"目の前の少女——千早が、真っ直ぐに見つめ返してくる"
……1話を書いた時と、この部分を書いたときで時間が空いていませんか……?ならこの技術的アンバランスは必然ですが……むむ。まっすぐな性格であるという説明を避けるそのレトリック、非常に、大変好みです。しかしジャブなので語彙を変えつつ意味が同じになるように多用していきましょう
"春の花がほころぶような笑顔を浮かべて"
うおお具体的で好きです。
"ジリジリと共鳴する磁力を感じ取る"
これも別の要素から好きです。
"ずっと考えていたんです"
削ることによる良さを見出す私でありますが、だからこそ、これを足す素晴らしさがよくわかります。好きです。
"名を持つこと。
それは、自分の存在をこの世界に刻むこと"
社会集団から離反したのであれば、この喜びは逆説的でたいへん好きです。統治者目線で普段物語を描いているだけに嫌なシーンとして見えて、読者としてはこの魅せ場に楽しさを見出しております……!いや、これは……意図された技術的であれば本当にアンバランスですね……?あそこまで言葉を尽くすだけにこのあたりの象徴性が特に高まっているので……
"雷のように走る運命"
具体的であり、かつ、象徴に対して意味の付与が行われており、好きであると同時に企画登録者に必ず見習って欲しい技法です。
"千早の声が、風に押されるように背中へと届く。
その響きは、優しく、自分を包む"
同じく、見習って欲しい技法です。説明が省かれ、文字によってのみでしか表せない象徴の付与、映像的な魅せ方が行えております。好きです。
"たったそれだけで、自分の存在は、この世界に確かに刻まれた気がした"
前回お伝えした、具体→抽象が行えており、大変良いです。おかげさまで、もしこちらが途中で挟まっていたら没入感が浅くなっていたところですが、最後にあるおかげでシーン終わりと没入感阻害が上手く噛み合って私的には面白い体験です。好き。
はあ……すみません。感じ悪いですね……
私の好みは、たとえば映画やゲームだと、受け手が楽しめるものが提供されるよりも、リアルそのものであることを重視しているため、現実にあるつまらなさ、そのつらさ、その退屈さ、そのリアルな面白さを表現、再現できているかを評価軸としているため……あなた様のターゲティング読者については、まだ知見が浅く……
"フィードバック、如何でしたでしょうか?
長くなった事と、お望みになっている方向性の確認の為、一旦切らせて頂きました"
こちらについて。いやはや。お心遣いありがとうございます。良い点については、私が意図する範囲で機能しておりまして、そこのフィードバックは集められつつあります。しかし、わかりづらさの指標がまだ実数値として測定ができておりません……どこがわかりづらい、読みづらいのかを実数値として把握できるような、1番は素直な反応をくださると嬉しく思います……!ややこしいのが、意図したわかりづらさは測定済みなのですが、どれくらいわかりづらいのかが私にはわからないという点です……うわ……すみません。こんなところで自分の話をしてしまって……次の話をする頃に、追記への返信をお知らせさせてください。
作者からの返信
フィードバック頂きありがとうございます。
まずは、以下に私の方針や設計を説明いたします
視点設計と読者ターゲット
• 本作は三人称一元視点です。語り手=主人公(権)の認知・心の声であり、地の文の抽象や評価は「少年の内的独白」を直接記述したものです。
• 主ターゲットは設定好きの中高生〜その心を保った大人。物語の方向性・テーマ提示を早めに掴めることを優先し、“感情を行動から推測させる”要請は最小化しています(読書経験が少ない層でも道筋を失わないため)。
疾走感と抽象配置
• 第1話同様、シーンにより「抽象→具体」を採用。冒頭や転換点では疾走感と主題の方向づけを優先し、“いま何を読んでいる物語か”を見失わせない意図です。
台詞の設計
• 二話の台詞はテンポ優先の記号的対話が基調。千早は境遇上、「素の口語に寄せるほど却って不自然」になるため、少し儀式的/敬虔寄りの言い回しを残しています。
神話線の役割
• 「啓示」「神さま」呼びの主目的は B) 千早の造形 > C) 全体の神話性の予告 > A) 名付け導入。
千早の“信”の質感を先に示すことで、後の神話装置に読者が自然接続できるようにしています。
レトリックとモチーフ
• 「胸の温度/共鳴」「風/乾き」等は意図的な反復で、詩的調子と語彙の統一感を維持したい方針です。
• 今後増やす方向:仕草や間、声色など外化された手掛かりで感情を読ませる(※視点キャラ以外の内面は、視点から推測される形で自然に増やします)。
• キープしたい方向:視点キャラ(権)の感情線は明記で丁寧に導く(三人称一元の「心の声」を地の文で可視化)。
こちらから、個別コメントへの返信になります。
「親子熊の背を見送ってから」
具体の起点で同意です。以後の「名」へ滑らかに橋を架ける“静の一拍”として置いています。
「助けてくれてありがとう/あなたのお名前は?」台詞の歯切れ
テンポ優先の記号的対話です。千早は“現実口語の揺れ”より儀礼性を帯びさせる意図。没入感過激派向けには、台詞を分割し短い動作(目線・呼吸・袖口の雫)を挟む余地は今後の改善点として理解しました。
「……ごめんなさい、つらいことを聞いてしまって」
機能のご評価感謝。視点方針上、今回は言語化で明確にしましたが、以降は仕草や沈黙で置換できる場面を選別していきます。
「あたしのことも治療してくれてありがとう」
ここも記号的明瞭さを優先しています。読者層を踏まえ、単語「ありがとう」のみ」に切り詰める案は検討テーブルに置きます。
「千早、お前はこんな状況でなぜ笑える?」→『なんで笑える?』
テンポ上は省略形も可能ですが、対話の対比(厳めしい権/柔らかな千早)をわずかに強めるためフルで置きました。
「逆に、あなたは表情が硬いですね」
一般読者への可視化意図。ご指摘どおり一義的ではないため、直前直後に表情筋の描写(顎・頬の強張り)を足場にしています。
「“けいじ”を受けて」
「俗語口語」より信仰語彙の提示=千早造形の核として置きました。ここでC(神話性予告)を軽く点灯させる狙いです。
「反射的な否定だった。だが…心のどこかが揺れた」→パンチライン
ご提案に同感。主題直結の短句を打ち込む設計を次稿で検討します(例:「否定は、恐れの形だ」等)。
「何故そう思う?」口語センサー
ごもっともです。ここは権の粗さを残したく「何でそう思う?」も可。以後のシーン調律で揃えます。
「棘を含んだような声で」
声の情報=外化された手掛かりとして積極採用の方針です(没入感派との接点)。
「あなたの心が泣いているの。だから代わりに泣いている」
削りの美学は理解しつつ、本作では“明快な肯定”を若い読者に手渡す役として残しています(ターゲット配慮)。
「乾いた風」比喩の均衡
ご指摘感謝。ここは渇望モチーフの伏流。以後、用法の間隔と密度を整え、アンバランス感を避けます。
「真っ直ぐに見つめ返してくる」
好みの共有嬉しいです。反復使用時は語彙の変奏で等価表現を散らします。
「春の花がほころぶような笑顔」/「共鳴する磁力」
象徴化+世界観機構の同時提示として意図的。科学語彙×詩語彙のブレンドは本作の味として継続します。
「ずっと考えていたんです」
“足す勇気”を評価いただき感謝。名付け=存在承認へスムーズに接続する踏み板です。
「名を持つこと/雷のように走る運命」
B→C→Aの導線の結節点。象徴密度は高めに保ちます。
「風に押されるように背中へと届く」→最後の具体→抽象
ここはご評価通り、シーン終端で抽象を回収して没入の切り上げと主題の残響を両立させる配置です。
総じて:
没入感重視の観点は強く理解しています。一方で、ターゲット読者にとっては疾走感と主題の早期提示が“何を読んでいるか”の道標だと考え、現在の配置を選びました。
ただし、仕草・間・声色での外化は積極的に取り込み、視点外キャラの感情は行動から滲ませる方向で磨いていきます。今後とも、鋭いセンサーでのご指摘をぜひお願いします。
①への応援コメント
Xのリンクから飛んできた者です。
#RTした人の小説を読みに行く、第二回にご参加いただきありがとうございます。
楽しく読ませていただきました。
主人公の圧倒的力、かっこいいですね。
それに臆せず止める少女も、なかなかに勇気があると思いました。
続きはゆっくり読んでいきます。
作者からの返信
ありがとうございます!
企画からお越しいただき、読んでくださってとても嬉しいです。
主人公の力強さを「かっこいい」と言っていただけて光栄ですし、彼を止める少女の勇気にも注目していただけて、書き手として意図が伝わったようで安心しました。
続きをゆっくり楽しんでいただけたら幸いです!
また感想をいただけるよう頑張って書いていきますね。
①への応援コメント
語り部、どのような設計ですか。ただの語り部が、物語の中でそれを聞かせている人物がいるのか。いるのであればそうであることを全面に出さねば没入感が削がれる語りの構造です。読者と語りの感情と認知構造に乖離が生まれると冷え込みやすいです。
"これ以上この里に縛られるのはごめんだと"
私は没入感がある方が好きです。そして、心の中の考えや、感情語彙が文から排除されている方が好みです。なぜなら没入できるからです。私が人物の心が動きだけでわかる部分の影響が非常に大きいのですが、私のフィードバックは常に没入感のパラメータが伸びる、と覚えておいてください。逆に、分かりやすさがマイナスされていきます。選択してください。
私好みであるなら、里から逃げたくなる決定的出来事がこの文の前に挿入されているでしょう。あなた様の意図する構造を保つなら、短いストーリーしか選択肢にないと思いますが、ここは技術が必要です。端的に里から逃げたくなることに納得でき、かつ、10行未満、それから早い朝に逃げ出すシーンに文で持って接続することが必要なはずです。
"岩肌を蹴り下り、木々の間をすり抜けるその速さは、まるで雷(いかずち)を身に宿したかのようだ"
具体的で大変良いです。前述したことも具体的であればなお良いです。
"逃げてなどいない、自由を掴むために走っていた。里では、常に厄介者だった"
前半部分、特に、"逃げてなどいない"の部分が、乖離が生まれやすい懸念があります。レトリックは対比的で良いのですが、狭い道をアメリカ車で通り抜けようとする構造上の問題です。車そのものに問題はありません。厄介者であることは、前述した里抜けが決定的になるシーンで一緒に示せますから、短いエピソードを前に挿入することを勧めます。できるなら、という条件です。長くなってしまうなら今のままが良いでしょう。
"大人たちの放つ冷たい雰囲気は乱れた電磁波として、自身を拒んでいるのが伝わってきた。その波長は、日常のどんな音よりも鋭く胸に突き刺さった"
具体的で大変良いです。しかしアメ車。前述した通りです。
"どんなに力を誇示しても、認めてもらえるわけじゃない。少年は、周囲より”力”が強すぎた"
人類学的な文脈から言えば、大きく離れたというより、"違い"がある、ということが大きな要因と言えます。もし、これをテーマの直結している言語運用であるなら、現実における応用で誤解が生まれかねませんね……
"「“掟”を守れ」「協調性を持て」"
私好みの、テーマ提示のされ方です。物語の中にあるので機能的で良いです。
"口うるさく言われるのはいつものことだったが、その晩は過激だった。突然大人の一人が少年を指さし、言い放った"
やはり、抽象→具体の構造でしたか。没入感を高めるなら具体→抽象にすることでシーンの区切りに読者への説明を入れることができます。私は具体しか書かないのでわからないと読者から言われます。
"その男に同調する"
端的にテーマを表しており、良いです。
"少年を指さし、言い放った"
言い放ったというところに語り部の主観が入るので、乖離のために没入感が削がれます。私好みであるなら、""少年を指さした""の方が好きです。私は人の創作を味わう時、こんなところばかりに楽しさを見出しています。とにかく一体的な没入感を重視しています。
" ゆえに、これは逃避ではなく、決別だった"
これはもう、次に活かせないレベルのどうしようもないことなのですが、決別を対比するための逃避という語彙選択なのですが、私の場合は最初から逃げていると見てないため、やはり乖離が生まれております。いや……学生さん向けの作品ならこれで良いかと思いはしますが……
"夜が明け始め、空気が青白く澄んでいく。
湿った土を踏みしめながら山道を下っていくと、冷たい朝の風が肌を撫でた"
ここは具体的で良いです。
"空腹がひどい"
説明的で私はあまり好みません。腹が鳴っている、などで具体度が上がると好みです。
"「獲物だな」そう呟いて"
私好みは、「」を外すだけ。呟くが抜けて
""獲物だな""
""少年はその足跡を辿る""
の方がシャープな没入感があって好みです。
"鼻を刺す獣の匂い。
川のせせらぎが聞こえてくる。
獣道を抜けた先に、視界が一気に開けた。
滝が轟音とともに流れている"
具体的で良いです。技術を磨けば、景色や環境によってここで物語の展開を示唆したり、テーマの提示が行えます。
"何かから逃れるように瀑布の水溜りを搔き分ける"
具体的で良いです。臨場感を出せています。
"充分過ぎる凶器を振り下ろそうとしていた"
没入感過激派の私は、充分すぎる、という修飾語を読み飛ばしてしまいました。強調だと思いますし、このようなレトリックが好きな人もいます。没入感過激派は、おそらく、フラットな文に、自分で、着目すべきだな、これは忘れてもいい、みたいな、物語の中、その近くで主体として見ている気分になりたいんだと思います。実況より、実況がない動画が好きなタイプと言いますか。実況動画の方が人気なように、没入感過激派は少数だと思います。
"ちょうど少女の眼の前に立つように水しぶきを上げ"
具体的で良いです。
"瀑声(ばくせい)にも負けない咆哮とともに、巨大な肉塊が吹き飛び、地面を転がる。滝壺から排除されてなお、熊はまだ絶命しておらず、痙攣している"
やや演出的ですね。たぶん、私しか気にしないことですが(映画の爆発が現実であるとタダでは済まないみたいな)私は現実にある現象を基に没入感に浸ります。私はこの一文を読んでいる間に、「熊くらいの重量のある生き物がそうなる事象を再現するために→人が熊に襲われている、見たことある映像を参照と同時に似た大きさと重さがある軽自動車の事故映像を参照、見たことのある監視カメラ動画にて人身事故で熊と同じことが起きた場合の外傷度合いも参照」結果演出的だなぁ、と感じました。多分、こんな読者はいないので参考にするのはやめた方が良さそうです
"水しぶきとともに砕かれた砂礫が少女の顔に飛沫し、頬を傷つける"
具体的で良いです。没入感があります。
"だが、彼女の言葉は、心の奥の何かを、確かに揺らしていた"
……このへんの心の動きは異世界徴税官のテーマに直結しているので、私だけの意見ですが、これまでの人物描写上、かなり現実的でない心の動きであり、作者の作為が私にはかなり顕著に感じられます。おそらく、他の読者はここまでとはいかなくとも、ここで主人公と感情的な視点の一致が薄くなる可能性がわずかにあります。この言葉が心を揺らせる、そう思えるようになるためには、熊を敵ではないと見なせる生活環境があり、または、ルールとして生き物を無闇に傷つけてはいけない、があり、理解できていないとあるのであれば脳の機能上かなり難しい認知の変化です。攻撃する段階で手加減やためらいを描けねば、ちょっと無理があります。
"草木を搔き分ける音がした"
良いです。
"クマさんは……子供を守りたかっただけなのです。悪かったのは、あたしのほう。許してほしいのです
傷ついた命。
親を失いかけた小さな命。
気づけば、そこに自分を重ねていた。拳をゆっくり下ろす"
ここで初めて、ようやく、"心の奥の何かを、確かに揺らしていた"という認知が生まれて、自分の考えを修正する土壌が整います。脳の機能的に、です。
作者からの返信
アタオカしき様、数々の比例にも関わらず丁寧なフィードバックをありがとうございます。
まず設計についてですが、この作品は 三人称一元視点で書いており、語り部は「作者」ではなく、主人公の認知や心の声をそのまま写しています。
したがって地の文に現れる抽象的な語句や判断は、作者の説明ではなく「少年自身がその瞬間にどう思ったか」を描く意図で置いています。
没入感重視のご意見はとてもよく理解できます。具体描写だけで進めると、読者が“その場に立っている感覚”を持ちやすいのは確かだと思います。
一方で、私の立場は 「没入感だけを優先すると、物語の方向やテーマが読者に伝わらない」というもので、冒頭から少年の意思や決意を抽象的な言葉で提示するのは「第一話として疾走感を出しつつ、読者に読むべき物語の方向を示す」ための判断です。
具体的な箇所について
• 「逃げてなどいない、自由を掴むために走っていた」
→これは説明ではなく、少年が自分を奮い立たせるために繰り返している 心の声です。抽象であっても、少年の内面の必然として残しました。
• 「言い放った」
→ご指摘通り没入感の観点では「指をさした」でも成立するのは理解しています。ただ少年本人には“突きつけられた”感覚があったため、あえてニュアンスを残しました。
• 「決別だった」
→これも抽象が先に来ていますが、ここであえて強調するのは「物語としての方向性を早く提示するため」です。没入感だけを優先すると読者が“どこに向かう話か”を見失いやすいと考えています。
• 「心の奥の何かを、確かに揺らしていた」
→ここはご指摘の通り、作為的に見えるリスクは承知しています。ですが「彼が初めて他者の肯定の声を受け取る瞬間」として、物語全体に関わる重要な転換点なので残しました。その直後に子熊と母熊を描くことで、変化の“段階”を補強しています。
没入感重視のご意見は真摯に受け止めています。ただ私としては 疾走感やテーマ提示を前に出さなければ、読者が「いま何を読んでいる物語なのか」を見失うと考えています。
そのため本作は「没入感を削ってでも、主人公の意思やテーマを早めに提示する」方針を取っています。
今後もその軸を保ちつつ、いただいた視点を参考に「具体描写で補強できるところは補強する」形で磨いていきたいと思います。
没入感を深める為の具体的なフィードバック、改めてありがとうございました。
御作第0話の追記に対する返信と、第一話の具体的なフィードバックについては、お待ちいただけますと幸いです。
補足
熊の吹き飛び方については、実の所物理的にこうなる根拠があるんですよ、乞うご期待です。
脳科学の観点からキャラの心情を掘り下げる、形作っていくのは私の引き出しにありませんでした、勉強になります。
④への応援コメント
こんばんは、現在の投稿分まで拝読させていただきました。
第0話の話を聞いて、最初勝手に戦国時代とか江戸時代の一族の話なのかな? って勝手に勘違いしてしまい、一話に入った時に現代になったのでああ、あらすじに描いてあるなと自分の不注意に気が付きました。主人公の権の戦闘シーンはかっこいいですね。拳で戦うというシンプルな「強さ」のわかる感じがいいと感じました。
作者からの返信
最新話までお読み頂き、ありがとうございます!
彼らは外界と断絶して長い独自の種族で、現代にあっても文化はかなり古風なものを残しています。ご想像の通り、江戸時代くらいのイメージですね。
あらすじは最低限の補足で、本文を追えば自然に分かるよう構成したつもりです。
やはり拳一つで戦う姿はシンプルで格好良いですよね。私自身もそうした戦闘が好きで、この世界観を形作りました。
④への応援コメント
最新話まで拝読させていただきました。
重厚な語りで紡がれる物語、おもしろいです。
居場所がなかった権の生い立ちと名づけ。あの時の少女が今後どう絡んでくるのか?
掟を破っていた権が柏木と出会った時には掟を守らせる側になっていて、その裏でもいろいろあったのだろうと想像します。
人を殺していた雷人の目的は……? すべてはこれから動き出しそうで楽しみです。
連載応援しています。
作者からの返信
読み返しに来てくださり、さらに最新話までお付き合いくださってありがとうございます!
「面白い」と言っていただけて、とても嬉しいです。
居場所のなかった権に名前を与えられたあの出来事は、これからの彼にとって大きな心の支えとなります。
千早も今後、物語の中で重要な役割を担っていきます。
里を抜けようとしていた頃から数年の間に、権にもさまざまな出来事がありました。
ここまでが「プロローグ」と「第一話」にあたります。
おっしゃる通り、物語はここから大きく動き出します!
続きも鋭意執筆中です、楽しみにして頂ければ!
③への応援コメント
面白かったです!
文章力が高いですね!戦闘シーンも緊迫感がありつつ、映像が目に浮かんできてとても楽しかったです!
掟が何か分からないまま、バトルが進んでしまったので、一体何がそんなにいけなかったんだ…⁉️という気持ちになりました。
里の厄介者なら出ていってくれて本望では?という…
少女との出会いで今まで否定され続けた権が光を見出したのがとても良かったです!
執筆応援してます!頑張ってください!💪
作者からの返信
コメントありがとうございます!
文章力や戦闘シーンをお褒めいただき、とても嬉しいです!
執筆に関しては、編集役を買って出てくれた友人の力も大きく、まだまだ独り立ちできていないと感じています。これからもっと精進していきたいと思います。
掟についてですが、実は今後の話の中で明示していく予定があります。
今回あえて説明を控えたのは、情報の詰め込みすぎを避け、ドラマ部分に集中していただきたかったという構成上の理由があります。
ただ、必要な情報が足りず、かえって不親切に感じさせてしまったのなら反省点です。
少し補足すると、彼らは強力な力を持つ異種族で、人間に存在を知られることを極端に恐れています。
過去に排斥されてきた歴史があり、そのため「里の外に無断で出ること」は重大な掟破りとされています。
どれだけ厄介者であっても、外に出て人間に見つかれば、里全体が危険に晒されてしまう。それが排斥できない最大の理由です。
そうした視点で振り返っていただくと、主人公の行動の迂闊さや、その重さが伝わるかもしれません。
戦闘シーンは特に力を入れて描いた部分なので、楽しんでいただけて何よりです!
応援の言葉も、本当に励みになります。
また続きも、お時間のあるときに覗いていただけたら嬉しいです!
④への応援コメント
幼き日にヒーローに憧れた警官と、雷の異能を持つ少年。二人が出会い動きだす物語はまだ序章といったところ。個人的には先が気になるような強い引きが欲しいと思ったり。何にせよ、続きに期待といったところでしょうか。
三人称ながら詳しく説明のある心理描写は、分かりやすくなっていてgood。ただ、ヒーロー周りの表現が、警官を少し幼くしてしまっている印象があります。悪を目の前にして、憧れたヒーローを思い出す。その構図自体は悪くないと思いますが、人が亡くなっているという緊急時の大人の警官にしては、少々妄想が過ぎるのではと思ってしまいました。そういう幼心は、ここぞと言う時に、適切な量で使用するのが良いと思います。
臨場感の伝わってくる良い作品です。引き続き更新頑張ってください。同じくヒーローに憧れた者を書くものとして、応援しております。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
仰る通り、権と柏木はまだ出会ったばかりで、物語もようやく動き出したところです。
引きについては意識して書いたつもりでしたが、物足りなさを感じさせてしまった点、ご指摘とてもありがたいです。今後の展開でぐっと引き込めるよう工夫していきたいと思います。
また、三人称一元視点での心理描写に言及いただき嬉しいです。「なぜこの人物がこの行動を選ぶのか」に読者が納得できるよう、丁寧な描写を心がけているつもりです。
ご指摘のあった柏木の“幼さ”についても、まさにご指摘通りでして――彼は「知識はあるが、精神的には未熟で成長途上のキャラクター」として設計しています。
人の命が関わる緊急事態にもかかわらず、妄想にも似たヒーローへの憧れが浮かぶあの描写は、「理想と現実の間で揺れ動く、未熟な警察官」という人物像を伝えるためのものでもあります。
現実的な振る舞いとのギャップをご指摘いただいたこと、それを違和感として受け取られたこと、まさにその“違和感”こそが今後の成長の種になると捉えております。
臨場感や構成についてもお褒めいただき、とても励みになりました。
ヒーローに憧れる物語を書く者同士として、今後とも応援し合えたら嬉しいです。
引き続き更新頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
④への応援コメント
自主企画より読み返しに参りました。
権って7ツとかの子供じゃなくて10代前半だったんですね。知りませんでした。
そういえばこの小説は三人称の作品だったんですね。心理描写が多いので勝手に一人称かと思ってましたが、そういう表現技法でした( '-' )
勉強になりました。
企画への参加ありがとうございました。
同一作品での再参加も可能です。
またのご参加お待ちしております。
作者からの返信
ご丁寧な読み返し、そして企画へのお誘いもありがとうございました!
ご指摘いただいた年齢についてですが、0話はプロローグとして「七歳の頃」、1話以降は「10代前半」へと時間が経過している構成になっております。
物語の冒頭における彼の未熟さや粗さと、本編に入ってからの成長を対比する意図があり、今後その違いにも触れていく予定です。
また、文体についてもご感想いただきありがとうございます。
本作は「三人称一元視点」で執筆しており、読者に主人公や視点キャラの内面を近く感じてもらえるよう意識しております。
もし一人称のように感じていただけたのなら、心理描写が届いていた証かもしれず、嬉しく思います。
今後も作品としてより伝わりやすくなるよう工夫してまいります。
改めて、企画へのお招きと再訪に感謝申し上げます。
続きを読んでいただけるのも楽しみにしています!
①への応援コメント
Xから来ました。
タイトルからなんとなく俺つえー系かな?と予想していましたが、無名の少年の前に立ち現れる残酷な運命に、始めから衝撃を受けました。
心を知らない無名の少年、「名付け」を通して少しずつ変わっていく彼の気持ち、心理描写が丁寧にできていて見事だと思います。
これから彼を待ち受けるものは何なのだろうか、楽しみながら読ませていただきます!
作者からの返信
富良原さん、感想ありがとうございます!
そして配信していただいた際も、本当にありがとうございました。
最初は「俺つえー系かな?」と思わせておいて、じつは「力とは何か?」「その使い方をどう選ぶのか?」という問いを軸に進んでいく物語です。
無名だった少年が「名を得ること」で少しずつ心を育てていく、その変化を丁寧に描きたいと思って書いています。
心理描写は特に力を入れていて、各キャラクターの行動にどんな背景や意図があるのか、友人と一緒に編集・推敲しながら仕上げています。
今後の展開もぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!
①への応援コメント
こんばんは、SNS XのRT×読み合い企画より来ました。
正直に申し上げます。
まず、いくつかの観点から❛批評❜しております。批判ではありません。❛批評❜です。
「さらなる成長の可能性あり」
「僕には真似できない作風」
「独自性の高く、惹き込む内容」
「出版業界&web小説界を振興させる力がある」
上記を感じる作品のため、敬意と熱意を持って記します。
【良いところ】
web小説を発展させるエネルギーを有した作品です。
冒頭から中盤にかけての展開構成はクオリティが高く、惹き込まれる内容でした。
【出来れば改善して欲しいこと】
文字数が多すぎます。話数分割して頂きたいです。
あまりにも文字数が長くて、寝てしまうほどでした。
数えたところ文字数が1万1000文字以上。
文庫本9ページ分量とは言え、あちらはページをめくる動作をすることで脳の切り替え反応が起こると、人生初の気付きがありました。
初対面でいきなり、新聞紙よりも大きな紙1枚──ぎゅうぎゅう詰めの“文字の奔流”を渡されたものです。
1エピソードあたり1000文字〜3000文字が主流です。これはweb読者の傾向として、スマホでスキマ時間に読む方が多いからです。
僕は脳機能の影響で、あまりに多い文字は塊に見えてしまい、認識出来なくなる──という特徴があります。
自作を書く時はかなりの改行をします。自分が読めないんです。おそらく、このコメント文にも見えているでしょう。
僕のような人間も少なからずいるため、調べて下さると助かります。
検索例:文字数が多いと塊に見える
次話も文字数を調べましたが5600文字のため、2分割した方が良いと個人的に思います。
貴作が好きになり、続きを読みたい気持ちでいっぱいですが⋯⋯文字数分割がないと内容が読めないです。
このジレンマをどうしたら良いのでしょうか?
とても酷な選択をお願いしていること、承知しております。
そのままにするか、僕を斬るか──牛☆大権現さんにお任せします。
作者からの返信
こんばんは、RT企画から丁寧なご感想をいただきありがとうございます。
また、「真似できない作風」「惹き込まれる展開構成」「出版界を振興させる力がある」とまでおっしゃってくださり、とても励みになりました。
真摯に読んでいただいたこと、そしてご自身のご事情も含めて伝えてくださったこと、心から感謝しています。
ご指摘の「文字数」についてですが、実はこの作品は友人と二人三脚で構成・アイデア・描写を練っており、毎話の区切りや“次への引き”を強く意識して構成しています。
そのため、毎回のエピソードがどうしても5,000〜6,000字程度になってしまうことがあります。
ただ、いただいたご意見は確かに非常に貴重で、別の読者さんの視点として受け止めるべきだと感じました。
一人では判断が難しいため、現在、一緒に制作している編集パートナーと相談中です。
おそらく、分割形式や読みやすさの工夫など、今後より多くの方に楽しんでいただくために改善できる点もあるかと思います。
すぐに大きな変更は難しいかもしれませんが、真摯に検討させてください。
改めまして、貴重なご意見と応援のお言葉、本当にありがとうございました。
今後も何らかの形でお応えできるよう努めてまいります。
①への応援コメント
『RTした人の小説を読みに行く』で
RTしてくださりありがとうございます!
凄く単話で長い物語なのに 一人称の主人公の
テンションと 言葉 情景の雰囲気 空白の使い方 どれもが一定で変わることなく 凄くレベルの高い小説だと思いました。
描写に関しても 人が引かない程度に
リアルに そして鮮明に書かれていて
本当に書き方がお上手で 参考になりました
この度は貴重な作品を提供してくださりありがとうございます!
作者からの返信
RTから読んでいただき、そして丁寧すぎるほどの感想まで、本当にありがとうございます!
文章のテンションや空白の使い方まで見ていただけたこと、とても嬉しく思います。
描写も「リアルで鮮明」と感じていただけて、苦心した甲斐がありました……!
こちらこそ、読んでくださって感謝です。今後もがんばります!
③への応援コメント
「変身ヒーローに憧れる」、「日常に非日常が入る」というのは、私の知る限り、『二重螺旋の悪魔』、『カムナビ』、『AΩ』などを連想しました。
作者からの返信
ハロイオさん、コメントありがとうございます!
挙げてくださった作品は未読なのですが、タイトルからして濃密な「非日常×日常」の交差点を描いた作品とお見受けします……!
もしNameless Heroにその香りを感じていただけたのだとしたら、とても光栄です。
“変身ヒーローへの憧れ”と“異物の侵入によって試される日常”は、僕自身がずっと温めてきたテーマなので、言葉にしてもらえて嬉しかったです!
ご紹介くださった作品、読んでみたくなりました。改めてありがとうございました!
①への応援コメント
拝読させていただきました。心理描写、戦闘描写が細かく丁寧で、大変勉強になりました。”力以外は何もなかった少年に差したひとすじの光”というのは、物語の取っ掛かりとしてとても入りやすく、これからどんな展開が待っているのかと期待させられます。続きの気になる作品でした。今後の執筆も応援しています。
作者からの返信
ありがとうございます、aki様。
細やかなご感想、とても励みになりました。
「力以外は何もなかった少年に差したひとすじの光」──まさにその言葉に込めた想いを汲み取っていただけたこと、嬉しく思います。
彼がこの先、何を得て、何を捨てていくのか。書き手としても一歩一歩確かめながら進んでおります。
今後も心を込めて描いてまいりますので、どうぞ見守っていただければ幸いです!
①への応援コメント
自主企画より読み返しに参りました。
あの……ですね。めちゃくちゃ面白いんですよ。面白い分、課題を発見しましたのでご報告を。
1話長いです! 正確には第0話ですね。長いです。もっと素早くこの場面にとべたら、すごく魅力的になりそうです。
削れるところがあったら削ってみてください。
企画への参加ありがとうございました。
同一作品での再参加も可能です。
またのご参加お待ちしております。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます!
第0話の長さについては、私自身も課題と感じており、実際に友人の編集者と相談のうえであの構成になりました。人物描写や心理描写を省きすぎると、特に特殊な出生の主人公・権の心の動きに共感しづらくなるリスクがあると考えたためです。
とはいえ、再読していただいた上でのご意見は非常にありがたく、今後のブラッシュアップの際には改めて検討させていただきます。
企画へのお声がけと再参加のご案内も、ありがとうございました!また参加できるよう頑張ります!
①への応援コメント
確かに正義の味方気取りだけでは現実に押しつぶされますね。犯人からは恨まれること、被害者からもして当然と思われることも少なからずあるでしょう。
しかし、権が関わっているのなら2人の出会いが光明になりそうな気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まさに……正義の味方を気取るには、現実はあまりにも重く、苦いものだと柏木自身、痛感し始めています。
それでも彼が諦めず前を向けるのは、どこかに“光”があると信じているからなのかもしれません。
もしもその光が、やがて出会う権なのだとしたら──彼にとって、それは“本当のヒーロー”との邂逅なのかもしれませんね。
これからの彼らに、どうかご期待ください!
①への応援コメント
お初です。
英雄や神様になるにしては少しばかり気が早いところはありますが、あの閉鎖された場所で孤独を強制されていたのなら無理からぬ話でありますね。
しかし、いつでもどこでも運命というのは必ず何かを仕掛けてくる。タイトルと劇中での台詞から『ウルトラマンティガ』を思い出します。何かに導かれるようなところもまた彷彿とさせました。
今後ともよろしくお願いします!!
作者からの返信
焔コブラさん、初めまして!
ご丁寧に、そして温かなコメントをありがとうございます。
> 英雄や神様になるにしては少しばかり気が早いところはありますが…
まさにおっしゃる通りです。権自身も、自分が神様だなんて微塵も思っていません。ただ、それでも「名前をくれた人」がそう信じてくれた——その事実が、彼の歩みの火種になったのだと思います。
そして『ウルトラマンティガ』に触れてくださったのは驚きでしたが、同時にとても嬉しかったです。私自身、ティガの「光を継ぐ者」というテーマには深く心を動かされていて、主人公・権の物語にも通じるところがあるのかもしれません。誰かの信じる「可能性」が、新たな力になるという点で。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
権の物語を最後まで見届けていただけたら幸いです。
①への応援コメント
最初は「別の話? 一話完結なのかな?」と戸惑いながら読み進めていましたが、他の方のコメント(への返信)を見て納得しました!
ご遺体の状態描写がとてもリアル(怖)で、さらに、感電死!?と聞いて思わずゾワッとしました。
謎が多くて、事件の真相が気になりますね!
それにしても、警察のお仕事は本当に大変そう…
作者からの返信
晴久さん、再びのコメントありがとうございます!
最初の導入で戸惑わせてしまったかもしれませんが、読み進めていただき本当に嬉しいです!
ご遺体の描写は、現場の異常性や柏木警部補の衝撃を読者にも体感してもらうために、あえてリアルさを重視しました。
少しでもゾワッとしていただけたなら狙い通りです……!(怖がらせてすみません)
そして、まさかの感電死。
ここから、常識を超える事件へと突入していきます。
ぜひこの先もご期待いただけたら幸いです!
いつも読んでくださって、本当に励みになっています!
①への応援コメント
晴久と申します。よろしくお願いします。
読み応えがありました!
村で孤立する権の孤独や、村人たちの閉鎖的な雰囲気が丁寧に描かれていて、いい意味で「うわ、嫌だなぁ~」って……胸が締めつけられました。
言葉の選び方も私ではなかなか思いつかないような表現が多く、読みながら何度も「こういう描写の仕方があるんだ」と唸りましたm(__)m
感想を言葉にするのが下手で恐縮ですが、
千早ちゃんがいてくれて、救われる感じ・・・良いですね。
権が「心からの笑顔」を見せられた瞬間、読んでる自分も素直に嬉しかったです。
権に幸せになってほしいなぁ・・。
作者からの返信
晴久さん、はじめまして。温かく丁寧な感想、本当にありがとうございます。
「うわ、嫌だなぁ〜」と感じていただけたのは、まさに意図して描いた「村の閉鎖性と少年の孤独」の部分ですので、その感覚を共有していただけてとても嬉しく思います。
また、表現についても「唸った」とまで言っていただけて、書き手としてこれ以上の喜びはありません……!
千早の存在は、権にとって“初めての他者からの肯定”であり、それがあの「笑顔」へと繋がるよう、心を込めて描きました。読者の方にもその瞬間を「一緒に喜んで」いただけたことが伝わり、思わず胸が熱くなりました。
権がこの先、どんな選択をし、どんな「幸せ」に辿り着くのか。 もしよろしければ、引き続き見守っていただけたら嬉しいです。
また感想など頂けたら、とても励みになります!
本当にありがとうございました!
②への応援コメント
柏木の過去と正義感が光るエピソードでしたね。
しかし小粋な演出にまんまとやられました……異様に明るい現場で「よし,権こい!」と思ったのに笑
作者からの返信
ありがとうございます!
柏木の過去や正義感に注目していただけたこと、本当に嬉しいです。
彼の「ヒーローへの憧れ」はただの理想主義ではなく、過去に感じた風の記憶――誰かの背中に重ねた希望そのものなんです。
それが現実の惨劇とぶつかることで、彼の中の“正義”が試されていく構造になっています。
そして……小粋な演出、引っかかってくださり感謝です(笑)
あの「異様な明るさ」には、後々への伏線も含まれております。
よろしければ、引き続き見届けていただけたら嬉しいです⚡
①への応援コメント
第0話と第1話で、まったく雰囲気の違う話で、これはどういうことなのだろう? と思いつつ紹介を見てなんとなくつかめました。
とはいえ、まだまだ序盤でしょうから、これからの展開を見つつどう惹きこんでいってくれるのか期待したいと思います。
文章も言葉等考えられていて読みやすかったので、続きを楽しみにしております。
作者からの返信
どういう話なのか、掴めて頂けて良かったです!
紹介文の方で、何となくこの作品のあらすじを流しつつ、本文の方でもちゃんと合流していく流れにしようと四苦八苦しております。
読みやすいと言って頂き嬉しいです、今後も励んでいきますので、お付き合い頂けると幸いです!
①への応援コメント
読み返し企画より参りました。宮瀬です。
印象:どうなるんだ……?
良かった点
・少年の心情がよく描写されていた
・少年の強さがわかりやすい
アドバイス
・あらすじを直す
→権は雷人、から始まりますが、恐らく初見だと雷人が名前だと思う方もいそうで、誤解が生まれそうです。
企画への参加ありがとうございました。
同一作品での再参加もお待ちしております。
(読む+コメントは都度必要ですが、続きから読ませて頂きます)
またのご参加お待ちしております
作者からの返信
読み返し頂きまして、ありがとうございます!
お褒め頂き光栄です。
アドバイスについて、ご指摘ありがとうございます。
ごもっともな見解ですが、あらすじは端的かつリズム感を重視したいこと、読んで頂ければ誤解も解けると思いますので、検討しましたが今はこのままで行こうと思います。
もし、今後読者が増えて、そのような誤読をされる方が多かった場合は、変える事も視野に入れます。
次回も企画に参加させて頂きますね!
②への応援コメント
企画に『時には殴って』参加しました。
2話の方は、段落取り忘れがありました。別の場所でやって、そのままコピーすると反映されていないことがあるんですよ。カクヨムのツールから、一気に段落をとれるのでお使いください。
けいじとは、神様の声を聞けることですが、天啓とか同じ感じだと思っていいですか?
主人公が持つ回復がどんな感じなのか、あまり描写されていないから気になりました。
熊のときは電気ショックだと思いますが。千早の時は光を与えると回復させる感じですか?
テンポが悪くなるので、付け加えるか判断に任せます。
ルビ振りはスマホ版だと小さくなるのを配慮して、()したと思っていいですか?
主人公が神様だと思われたことは、後に明かされていく感じですか?
わたしの読み方が悪いでしょうか……。2話の間には、主人公にそういったものがあまり見えてこなくて、神様だと言われても主人公と同じくピンとこなくて。主人公と同じ感じに思っていけばいいですか?
以上です。
作者からの返信
お読み頂きありがとうございます
ご指摘ありがとうございます、別の場所からコピーしてますね
段落修正しておきます。
熊の時は怪我が深かったので能力で、千早の時は普通に手当を行った感じですね。
この時点では流してもらって良い情報だと判断したので深くは描写しなかったのですが、わかりづらかったなら申し訳ないです
これ書いた時はルビ振りのルールがちょっと分かってなくて、()付けて表現してました。
今後ちゃんとカクヨムの機能を使っていこうと思います。
あまり伏線について明確に情報語っていくのも、読者の楽しみを奪うので敢えて詳しい事は語りませんが、「神様」については今は主人公自身と同じ、ピンと来てない感覚でいてくれたなら、作者の狙い通りではあります。
ご指摘とご感想、ありがとうございます