(3)翔太 - かほと過ごした冬
その年の冬、そろそろ初雪が降ろうという頃、かほを本指名した。2度目のかほは、白い肌が薄暗い照明にはえる。小ぶりな胸がワンピースを押し上げ、丸い尻が柔らかく揺れた。また来てくれたのね、とかほがほほえんだ。うなずきながらかほの名前をよびかけると、かほがぼくの肩に手を乗せてくる。背伸びをするかほと向きあい口づけをかわした。新鮮な体験だった。柔らかいかほのくちびるがぼくのくちびるにふれ、温かいかほの
ベッドに座り、ぼくの指がおそるおそるかほの背中にふれる。かほの
ぼくはもうすでに完全に恋に
それでも、初めて会ったときよりは会話できた気がする。ただ、仕事は何しているかとたずねられて思わず会社名を答えたのだけれど、せっかくならもっと楽しい話をしたかった。
(つづく)
(第1章「作品解説」)
https://kakuyomu.jp/works/16818622175437139934/episodes/16818622175599033689(CatGPTって、なに?)
https://kakuyomu.jp/works/16818622175437139934/episodes/16818622175437190031
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