老いた両親との最後の想い出

 父は釣り、母は絵を。それに自然と添う自分と。
 言葉のやり取りやちょっとした仕種や動き、穏やかな感情まで伝わって来る文章が良かった。

 二人が亡くなって、空っぽの家に悔いもあろうけれど、想い出は二人が生きた証として記憶に残るのでしょう。