日々
@ichinosemakua
第1話 美しい日々
私はなぜここにいるのだろう。
私は何をしようとしているのだろう。
考えても無駄なのは分かっている、ガラスの奥の百々目鬼のような塊に見られて、感情のないテキストをよそに私は今飛び立つ。
朝が来た、明るく小学生が元気に登校している、私たちにもあのような時代があったとは感慨深いものだ。今のなっては面倒であり学校に通うまでが憂鬱で仕方ない。
学校に着いたならば、友人と他愛のない話をするだけだ、好きなアーティストの話、好きな配信者の話、様々だろう。こんな当たり前の毎日だが、世界中で見ればこれはとても素晴らしく美しい日々なんだろう。私たちには遠く理解が及ばないが…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます