ごく普通（でもないのだが）のOL、菊池由佳は元カレの八木沢に呼び出された。以前由佳が八木沢にあげた「モリヤの笛」という物体が、竜巻になって消えたというのだ。

信じられない由佳だったが、なんとモリヤの笛によってポイント・ビューウィックなる場所へと移動させられてしまう。どうやら由佳には重要な役割があるようで……？

壮大な物語ながら、あちこちに笑いどころがあって、サクサク読めます。
驚くべきテクノロジーも、かなり俗な使われ方をしていたりします。

気になってしまったあなた、ぜひご一読を。

「第３章　空母にて　５」まで読んで　めちゃくちゃ面白いので★★★入れさせて頂きます。

まず、尊敬するのが「読みやすい」し、物語の世界観の説明が上手でスッスッと脳に入ってくるのでストレスがないんです。
作者様がたくさん本を読まれてる方なのかな。

出てくるキャラが全部記憶に残るのもすごいし、なぜか全員を読者（自分）が好きになるんです。

これからもっともっと物語が広がって面白くなっていくのでしょうが、序盤から面白いので安心して読み始められると思います。

とってもおすすめの一作です。
一緒に読みましょう～＼(^o^)／

この作者の方の他の作品も愛読させて貰っていますが、その多才ぶりには、正直、驚かされています。
私は嘘は申しません。
先ずは、この方の忘れな草と言うエッセイをお読み下さい。
この方の知性のバックボ―ンの広さと奥行きに、きっと驚かされるでしょう。