両親を早くになくしてしまったことが原因のいじめにより、人間不信になってしまった主人公の元に、突然現れた「スグル」と名乗る人物と出会う所から始まる物語。「スグル」は自信のことを星であると主張するのだが……。
主人公が新しく始まった高校生活の中で、「人間不信」を克服し、自分の気持ちに少しだけ素直になるまでの話。
テンポのよい会話と展開、甘酸っぱい恋心、シリアスなトラウマの克服と人間関係の問題。
これらを上手につなぎ合わせてくれる「スグル」という謎の存在のおかげで、よりドラマチックになってるように思いました。
また、主人公の過ごし暗く、優しい内面描写が魅力的でした!
素晴らしい作品をありがとうございました。