26 【第10話の後】作中のスキルの設定

 眼鏡をかけ、グレーのスーツ姿のリオが話し始めた。


「『設定』好きの皆さん、お待たせしました。お待たせしすぎちゃったかもね。今日は設定の話です。


 作中特に語られていませんが、『スキル』にも一定の条件はあります。


 まず、魔力がないと発動できません。魔力は自然回復しますし、寝るなど体を休めれば回復速度は上がります。スキルの発動には魔力を消費するため、第10話のように発動しすぎると魔力切れを起こします。

 ちなみに私の魔力は回復スピードが速く、実質無限です。


 言葉を封じられたとしても『詠唱』の概念がないので、思うだけでスキルは発動可能です。『スキルを封じる』スキルは存在します。


 トモが使用するスキルシカクボイラー整備士や炎魔法のように、発動した1回で終わるスキルもあれば、強化系のスキルやシカク声優技能検定のように一度発動すると一定時間継続するスキルもあります。

 一定時間継続するスキルは発動者の意思によるので、解除しない限りは魔力を消費しながら継続します。強化系のような戦闘に使うスキルは、発動した本人の戦闘が終わったと認識すれば無意識のうちに解除されます。戦闘で使う継続系スキルは消費魔力も多いので、普段から用心のため継続的に発動するのは、私のように魔力量が大きな者にしか無理です。

 一方、シカク声優技能検定のように戦闘ではなく日常生活で発動するようなスキルは継続的に発動したとしても消費魔力が少ない傾向にあります。


 継続系スキルは発動者の意思によるのですが、睡眠中は継続するものの気絶すると意思が途絶えた扱いで発動中のスキルは解除されてしまいます。」


 リオが、こちらに向かって手を振った。


「今日はこれで終わりです。本編もよろしくお願いしますね」



 ◇◇◇


 本編はこちらです。

「資格マニアが異世界転移してスキル0から成りあがる話」

 https://kakuyomu.jp/works/16818622171448567768


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