第4話 非テンプレでも10万文字ブーストはあるのか?47万文字書いてわかったこと

おはようございます。

雨日です。


このエッセイは、ライトノベルを1冊も読んでない雨日が、

小説家になろうで、書きたいものを書いた経験について書きます。


⚪︎10万字ブーストってあるの?


雨日は目隠ししたイノシシのように小説を書き始めました。


自分に小説が書けるかもわからなかった。


書き始めた当初、1万文字も書けるかどうか怪しんでいた。


実際、書き始めてみると、思ったより筆が進む。


筆が進むと、面白い作品を書くのは違う世界の話である。


とにかく、頭の中にあるゴール(完結)にむけて、文字数を気にすることなく書き続けた。


9万字ぐらい書いたときに、『10万文字ブースト』という存在を知った。


投稿作品が10万文字を超えると、読者が増えるという噂がある。


正直、都市伝説に近いものがあるけれど、

底辺の世界で生きていた雨日にとって、ひょっとして!!と期待に胸を弾ませる噂だった。




⚪︎何万文字を書いても読まれないよ


雨日が10万文字ブーストについて、淡い夢を抱いていると、

小説家になろう界隈に詳しい家族は指摘した。


「何万文字書いても読まれないよ」


なんて、失礼な事を言うのだろうか。


親しき仲にも礼儀ありという言葉を知らないのか。


一生懸命、書いても読まれないなんて!


怒って反論した雨日に家族は言った。


「雨日の作品は読まれる要素がない」


「読まれる要素って何よ?」


「テンプレだよ!!」

家族は呆れ果てた。


雨日が初めて書いた小説

「秘密を抱えた政略結婚〜嫁ぎ相手は再婚、子持ち、貧しい領主、寡黙で無表情な美男〜」は

テンプレがない。


悪徳令嬢なし、チートスキルなし、魔法なし、三角関係なし、ライバル0、ざまぁなし、

結末はバッドエンド、そして、主人公は貧乳だ。


家族は、連載当初から

「これは読まれない」

「売れない作品だ」

「読まれるようにテンプレを入れた方が良い」


そんなアドバイスをし続けた。


実際、家族の指摘通り、PV数、ポイント数はパッとしなかった。


持ち前の粘着質を生かして、毎日投稿を繰り返していた。



⚪︎10万字ブーストはあったのか


結論 10万文字ブーストはなかった


もちろん、個人差はある。


天才の人ならば10万文字ブーストはあるかもしれない。


雨日は凡人だ。


そして、テンプレを使ってない。


なので、10万文字ブーストはなかった。


未だに自分でも不思議だけど、読まれないのなら小説をやめようと思わなかった。


それは、楽しみにしている少数の読者様がいたからだ。


その人のために書き続けようと思った。


最終的に47万文字を書いて完結した。



⚪︎10万文字〜40万文字の数字の変化


ここで10万文字ごとのアクセス数(PV数)の変化を書く。


テンプレを使わずに、小説を書き上げる人のために書く。


役に立ったら嬉しい。


そんな人いるの?と質問されたら答えに困る。


ものすごくニッチな調査結果だ。


時間と心の余裕がある人だけ読んでほしい。


調査は10万字、20万文字、30万文字、40万文字にさしかかった

前後の数を電卓で計算して平均を出した。


雨日は算数が得意ではない。


小さなお店を経営しているけれど、経理は全て家族に任せている。


なので、この数字はざっくりとした数字だ。




⚪︎0〜10万字までの平均アクセス数


50話で10万文字達成


トータルPV 6355

日別平均 162PV


50話書いてこの数字だ。


ランキング上位の天上界の作者は、1話くらいでこの数字がいく。


経営者なら「やめましょう!伸び代がないですね!」と叩き切る数字だ。



⚪︎ 10万文字〜20万文字までの平均アクセス数


95話書いて20万文字達成


トータル 9067PV (+273PV)

日別平均 209PV (+47PV)


伸びました!

わずかに伸びました!

社長! 1日47PV伸びたんですよ!


社員がそんな報告をしたら、社長はどう思うか?


おい!正月も小説を書いていただろう!

温泉に行っても、小説を書いてこの結果か!

47PV増で喜ぶな!

20万文字だろう?


もうやめろ!


・・・雨日はやめなかった(笑)



⚪︎20万文字〜30万文字までの平均アクセス数


134話で30万文字達成


トータル 10241PV(+1174)

日別平均 259(+50PV)


社長!10万文字の時より1日平均PVが97上がりました!

すごいです!


地味に毎日更新していれば、誰かしら見てくれるのですね!



⚪︎ 30万文字〜40万文字


173話で40万文字達成


トータル 9220PV(-115)

日別平均 212(-47PV)


話数を書き続けているのにPVが減っている!!


おい!これはどう言うことだ!


数字を追う社長なら指摘をするだろう。


仕方がないっす。


30万文字後半から鬱展開なんです。


暗い話を書いているんです。


読んでいると、絶望的な気持ちになるんです。


それじゃぁ、ダメだろう!!


・・・ここまで書いたら終結まであと少し!


でも、その後7万文字あるんですけどね?


書き上げるぞ!!



⚪︎ 現在の数字


連載終了間際は47000PVほどあった記憶がある


5月12日現在 総アクセス 94832


10万文字ブースト、その後のブーストはなかったけれど、

雨日は完結ブーストがありました。


その辺のお話もいずれ書きたいと思います。


テンプレじゃなくても、途中でPV数が減っても、

諦めなければ、読んでくれる人が増えるかもしれない。


諦めたら、そこで小説は終了なのだ。


次回のブログは、過疎地でランキング1位!!その反響について書く。


お陰様で、5月11日のエッセイ 連載ランキングで1位になりました。


その反響について書きます。


⚪︎今日のまとめ


諦めたら小説終了。


自分を信じて書き続けよう


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兄の命で嫁がされた姫・シリと、無愛想な夫・グユウの政略結婚から始まる切なくも温かな愛の物語です。


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