タイトル:『……ったく、なんで私がアンタの洗濯係なのよ!』

登場人物:


妹(高校1年生・典型的なツンデレ。世話焼きだが素直になれない)


兄(大学生・だらしない性格。妹の言動にあまり動じない)


(足音/ドアを開ける音)


妹「……はぁ? なにこれ……あんたの部屋、相変わらず……」


(布を拾う音)


妹「また脱ぎっぱなし!? 昨日のパーカー、リビングで脱いで、今日のシャツは廊下……」


妹「そしてなぜか、靴下は冷蔵庫の前……っ!?」


(怒りの溜息)


妹「アンタ、野生動物かなんか!?」


(洗濯カゴにバサッと投げ込む音)


妹「ったく……“妹が勝手に片付けてくれる”とか思ってないでしょうね!? 勘違いしないでよねっ!?」


妹「これは……こ、こっちがイライラするからやってるだけで……っ!」


(兄の部屋のドアを開ける音)


妹「……うわ、ベッドの上にジーンズって、ほんとにもう……」


(拾いながら)


妹「……ちょっとくらい整理できないわけ? 洗濯機って知ってる? 物を洗うための機械。発明した人、尊敬する……ほんと」


(ポケットを探る音)


妹「……しかもポケットにガムの包み紙! 小学生か!」


妹「あと……これなに、レシート? “メイド喫茶5000円”? ……あやしい」


(間)


妹「……ま、別に興味ないけどっ!!」


(洗濯機の蓋を開ける音)


妹「はいっ、Tシャツ、靴下、パンツも……ぐしゃぐしゃじゃん……」


(ため息)


妹「……ほら、ちゃんと畳んでから入れて。あ、無理か。アンタじゃ……」


(柔らかく)


妹「……ま、まあ。ちゃんと乾かしてあげるけど……それだけ。別に優しくなんてないし!」


(スイッチを押す音・洗濯機が回り始める)


妹「ふん……あんたのせいで、今日も無駄に家事スキル上がってるんだけど?」


(振り返るような間)


妹「……でも、まあ……」


(小声)


妹「……ちょっとだけ、頼られてるの……悪くないかも、なんてね」


(すぐに顔を赤らめて)


妹「な、なんでもないっ!! 今のは聞き流して!! 忘れろバカ!!」


(足音/バタンッと部屋を出ていく)


妹「アンタのパンツ干すの、今日が最後だからねっ!!(※たぶん来週もやる)」


🔻演技ポイント(声優向け)

前半はテンポ早め・声を張って文句たっぷり、後半は段々デレ要素を混ぜていくとGOOD。


「ふん……」や「……ま、まあ」はツンデレ鉄板の“間”で感情を立てると可愛さ増し。


最後のセリフ(心の声→慌てて否定)でツンデレのギャップを爆発させると最高の締めになります。

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