静かで優しい言葉が、心の奥にじんわり届きます。読むたびに、自分自身とも対話したくなる一冊。
物語の中に、現実の揺らぎや願いを込めるのが好きです。 ファンタジーを主軸に、少し重たいテーマや静かな絶望、そしてその先にある希望を描けたらと思っています。 読…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(1248文字)
短歌、と言うと難しそうで今まで敬遠しがちな私でしたが、柔らかで繊細な言葉、表現を使ったこちらの短歌に心が洗われたような気がしました。ふと落ち込んだ時、迷った時。そんな時にそっと背中を支えて貰える…続きを読む
両親から名前を授かって、その名前が「私」なのだと疑うこともなく了解して、日々を暮らしていく。友達や恋人、知り合いができて、同じその名前を呼ぶ。「私」は彼らの呼びかけに当然の如く応答して、人間関…続きを読む
日々の生活における人の心の機微を、短歌で非常に色濃く綺麗に表現しています。読んでみると「ああ、なるほど」と親近感を感じられると思います。こういうのって短くまとめるのは難しいんですよ、でもそれをこれだ…続きを読む
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