大人に至る準備期間。
これはモラトリアムの世界で生きる大学生、時田とめるの物語。
ある日突然時間を停止させることができるようになったら。
この作品では寝坊した時に時間を止めて遅刻を回避したり、宿題をしたり。
そんな感じで人並みの善性を持った何処にでもいる平凡な少年が主人公。
ダンジョンでモンスター相手に無双とか、ダンジョンをこっそり攻略したりはしないし出来ないけど、ただ目の前で危ない人がいたら時を止めて助けるぐらいで、助けられた人がとめるに気づいてハーレムを築いたりもしない、ただ自分は小銭稼ぎにダンジョンに潜る日々。
だからこそ共感しやすく、とめるが好きになっていく。
ダンジョンをガッツリ攻略する作品を求めてる人は合わないかもだけど、1人の人生って感じで面白かった。
5章が賛否両論な展開で、この作品から離れていった読者が結構いたけど、自分はこれもまた人生って感じで好きだし面白かった。
これから最終章が始まるので読むなら今!