7,上下関係

何かを評価する時

良い悪いに関係なく

必ず上に立たなくてはならない


評価するとは そういうことだ


つまり下のものが上のものを評価する時

その違和感を消し去るために

「尊敬」という文法に当てはめる

そうやって誤魔化すしかないのだ


決して悪いことではない

上のものが常に正しいとは限らない

下のものが常に下な答えしかないこともない


だからこそ知って欲しい

文法に当てはめたらなんでも

言っていいわけではない事を


文法とは苦し紛れの手段であって

使いこなすべき武器ではない事を


あくまで相手を思いやるだけの

包帯である事を

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