【質問企画の回答】

七ツ枝葉

自主企画「あなたの作品の二人組について知りたい」回答

BACKWORKER’S ROCKで参加させていただきます


1.名前と相手の呼び方は?

エヴァン「エヴァン・ファブレル、よろしくな!相棒はレジーニって呼んでる。あ、でも今まで『外面そとづら良男よしお』とか『この世のすべての性悪を一手に担うメガネ』とか本人のいねえとこで言ってみたりした(笑)」

レジーニ「(あとで殺そう……)本名はレジナルド・アンセルムだが、レジーニでいい。その馬鹿はエヴァンと呼んでいるが、もう“猿”で充分だと思っている」

エヴァン「ごめんて」


2.お互いの出会ったきっかけ、ついでに第一印象は?

エヴァン「俺、実は長い間凍結睡眠コールドスリープされててさ、目が覚めたら十年経ってんの。で、起きたときにヴォルフっていう熊みてーなおっさんがいて、お前行くとこなけりゃ俺んとこで手伝えって言われて、で、コンビ組めっつって引き合わされたのが、この人。第一印象は『性格キツそう』かな。あんま言いたくねえけど、顔がよくてキリっとしてるから、キツく見えんじゃん。で、実際キツいわけさ。怖えし」


レジーニ「僕はずっと単独で活動していたんだが、ヴォルフのおせっかいで無理矢理コンビを組まされる羽目になった。第一印象から『こいつは馬鹿だ』と思ったね。僕との初対面の挨拶を、何パターンも練習したというんだ。馬鹿以外の何ものでもない」


エヴァン「するだろ練習。最初が大事じゃねーか。コンビ組めるっつーから張り切って練習したんだぞ。いじらしいだろ」

レジーニ「そういうことは自分で言うものじゃない」


3.付き合いの長さはどれくらい?(完結済みの作品なら、完結時でも後日談でも。連載中なら任意のタイミングで)

レジーニ「コンビ組んでから丸一年は経っている」


4.意見が割れたらどちらが折れる?

エヴァン「そりゃあ、だいたい俺が譲ってやってるよな。先輩様の顔を立ててさ」

レジーニ「よく言うよ。結局は僕の言うことを無視して暴走しがちだろう」


5.相手が機嫌悪いとき、どう接するのがいい?

エヴァン「そういうときは、下手に近づくとヤベえから逃げた方がいいぜ。女の子なら大丈夫だけど、男なら八つ当たりされる」

レジーニ「放っておけばいい。勝手に消化して、いつの間にかケロッとしている」


6.贈り物したことある?or あげたいものはある?

エヴァン「ないよな」

レジーニ「ない」

エヴァン「俺にプレゼントするとしたら、何くれる?」

レジーニ「命令に従わないと自動で爆発する首輪かな」

エヴァン「それ死にますよね俺」


7.どこまで頼れる?

エヴァン「まあ、だいたいのことは頼れるな。めっちゃ腹立つけど仕事できるし、やっぱりこの業界長いし。俺としてはもう、命預けてるつもりだよ」

レジーニ「そうだな……。まあ、(深いため息)……同じく、だ」

エヴァン「聞きました皆さん!? 言質とりました!」

レジーニ「うるさい」


8.相手のことどうやって褒める?

エヴァン「お前、俺のこと素直に褒めてくれたことねえよな」

レジーニ「そっちもだろう。いつも余計な一言が多いんだ」

エヴァン「お前が素直に褒めてくれねーからじゃん。そっちが素直になってくれたら、こっちも誠意を返すってもんだよ」

レジーニ「なら一生褒めることはないな」

エヴァン「ほらまたそんなひねくれたこと言ってさあ」


9.相手のことどうやって怒る?

レジーニ「言葉(物理)」

エヴァン「Season2で殴り合いしたもんな。バディが通る王道! でもあれは特別なことだったからな。普段は俺ばっかりぶん殴られてる」


(10と10-2は飛ばします)


11.相手について最近初めて知ったこと

エヴァン「好きな子にはめちゃくちゃ甘いってことかな。その甘さを、ほんのちょっとでも相棒に向けてくれりゃあ……」

レジーニ「こいつが背負っているものの闇深さ、だろうか。人の業の塊のようなものだ。この件についてはネタバレになるから、まだ伏せておこう」


12.相手が血だらけの手で帰ってきて「人殺しちゃった」と言った。あなたはどうする。

エヴァン「俺たち、仕事の対象は人間じゃねえけど裏稼業者バックワーカーだからさ。いつどこで敵作っちまうかわかんねーわけで。レジーニは俺より長く裏社会にいて、俺の想像もつかないような経験たくさんしてきただろうから、命のやりとりみたいな場面が何度もあったと思う。やらなきゃやられるって世界で生きてんだから、当然だよな。ひとつ言えるのは、理由もなく人を殺す奴じゃねえってこと。それと、一般人には手を出さない。だから俺としては、レジーニの決断を受け止めるだけだ。一人で抱え込みがちだからな」


レジーニ「エヴァンは馬鹿だが、人は殺せないだろう。例え悪人でも。(もし本当に殺してしまったら、立ち直れるかどうか。その“もしも”が起きたときは、共に背負うつもりだが)」


13.YES/NOで答えてください

・誕生日知ってる→

エヴァン「NO。訊いても教えてくれねえんだよ。秘密主義だよなー」

レジーニ「NO。本人も知らないんだから、僕が知るわけがない」


・肩組める→

エヴァン「YES! 組もうとしたら怒られるだるけど」

レジーニ「NO。なぜこの僕がそんなことをしなくちゃならない」


・ビンタできる→

エヴァン「NO! 無理! 殺される!」

レジーニ「YES。朝飯前だ」


・食べ物「あーん」できる→

エヴァン「うーん、YES? できるっちゃできるけど、絶対嫌がられる」

レジーニ「NO。するわけがないだろう」


・お財布貸せる→

エヴァン「YES。貸せるけど、俺より金持ってる奴に貸すことはないよな」

レジーニ「NO。絶対にNOだ」


14.相手にひと言なんでもどうぞ

エヴァン「俺はもうわかってるから。ツンデレなだけで、俺のこと大事に思ってるってさ(満面の笑み)。大丈夫、俺はちゃんとわかってる。これからもよろしくな、相棒!」


レジーニ「お前にその無駄に高い自己肯定感を養わせた人物がいるなら、じっくり三者面談したいところだ」


15.ここまでありがとうございました。お二人が登場する作品を宣伝してください!


【BACKWORKER’S ROCK】

メメントと呼ばれる異形と戦う裏稼業者バックワーカー、エヴァンとレジーニの活躍を描く、SFアクションシリーズです。


https://kakuyomu.jp/works/16818093089469725786


カクヨムでは現在Season3まで更新済みです。後日Season4を開始します。

今回の企画回答で興味を持っていただけましたら幸いです。

ご清聴ありがとうございました!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【質問企画の回答】 七ツ枝葉 @bluebullet25

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ