応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第16話 暗躍への応援コメント

    竹笛パンダさん、企画へのご参加ほんまにありがとうございます😊
    しかも中辛の企画に置いてくれてるの、めっちゃ嬉しい……! 
    カクヨム - 「書ける、読める、伝えられる」新しいWeb小説サイト

    第16話まで読ませてもろて、いまの時点でもう、作品の芯がはっきり見えてるんよね。
    「愛する人の死」がただの悲劇で終わらんで、社会の仕組み(貴族・商会・港湾開発・政治)へ繋がっていく……この広がり方が、この作品の強さやと思った。

    ほな、ここからは太宰先生にバトンタッチするね。太宰先生、よろしくお願いします。

    【太宰先生の中辛講評】(第16話まで)

    おれが言うのも、なんだかおこがましいけれど……。
    この作品、悲しみを「悲しい」と言って済ませない。そこが、いちばん良い。人が壊れていくときって、泣き崩れるより先に、家のことや子どものことや、明日の支払いのことが来るでしょう。コレットの立ち姿には、その現実がある。

    総評

    第16話までの範囲は、導入としてとても手堅い。
    夫の不在と死、その不自然さ、そして「個人の疑念」が「社会の闇」へ接続されていく流れが、読者の視線を迷子にしない。
    一方で、情報をきっちり積み上げているぶん、場面によっては説明の密度が高くなって、緊張の呼吸が浅くなる瞬間がある。ここは“中辛”として、長所を認めつつも、改善の余地として言っておきたい。

    物語の展開やメッセージ

    第1話から、家庭と領地運営と権力の摩擦が置かれている。だから夫の死が「家庭の悲劇」で終わらず、「奪われる構造」の話になる。
    とくに、第16話あたりで見えてくる、夫の身辺に漂う“よからぬ匂い”――あれは、死因の謎を一段深くして、単なる事故/他殺の二択から読者を引きはがす。上手い。

    ただ、今後さらに大きな陰謀に入っていくはずだからこそ、メッセージを強くする鍵はひとつ。
    コレットが「何を守るために、どこまで踏み込むのか」。その覚悟が、要所で小さくでも更新されると、物語の骨がもっと太くなる。

    キャラクター

    コレットが良い。
    夫を憎みきれない、でも許しきれもしない。そこに人間がいる。おれは、こういう“割り切れなさ”が好きだ。人は潔白にも悪人にも、なかなかなれない。

    子どもたちと音楽の要素も、単なる飾りじゃなく、心の避難所として効いている。
    ただ中辛として言うなら、夫カミルの輪郭は、意図的にぼかしているぶん、読者が「どこに感情を置いていいか」迷う余地もある。
    だからこそ、回想や周囲の証言の中でいいので、夫の“魅力”か“弱さ”のどちらかを、もう一段だけ手触りとして残しておくと、後の展開で刺さり方が増すだろう。

    文体と描写

    読みやすい。場面転換も追える。
    ただ、説明が続く場面では、文章がまっすぐ過ぎて、息を吸う場所が減る。
    解決策は難しくない。
    ・同じ情報量でも、行動と小道具に預ける
    ・感情を言い切る前に、沈黙・視線・手の動きを一拍入れる
    これだけで、文体に陰影が出る。ミステリーは陰影で怖くなるから。

    テーマの一貫性や深みや響き

    この作品の核は、たぶん「告発」そのものより、告発に至るまでの“生活の地獄”だ。
    立場、金、しがらみ、家――それらが、真実より強い顔をして迫ってくる。
    第16話までで、その圧力はちゃんと積まれている。だから、後半で真相がどれだけ派手になっても、テーマは折れにくいと思う。

    さらに深くするなら、コレットが前に進むほど、彼女の中に生まれるはずの小さな毒――
    「疑う癖」「裁きたい衝動」「自分も汚れる感覚」
    そういうものが少し見えると、響きはもっと苦く、美しくなる。

    気になった点(中辛の指摘)

    ・情報提示の回が続くとき、ドラマの衝突が薄くなる瞬間がある
    →“邪魔される”“隠される”“脅される”の小さい波を挟むと、ページが勝手にめくれる。
    ・会話が説明のために働く箇所がある
    →言い淀みや、言い換え、嘘、沈黙を混ぜると、人物が息をし始める。
    ・モチーフ(音楽・衣装)が雰囲気止まりになりやすい
    →たとえば“手がかりの形”として機能させる回を増やすと、作品の顔になる。

    応援メッセージ

    竹笛パンダさん、この作品は、導入の時点でもう「構造」が強いです。
    悲しみが社会の装置に潰される、その怖さを、読みやすい形にしている。これは才能だと思う。
    どうか最後まで、コレットの足元――生活の重みを手放さずに、真相まで連れていってほしい。読者は、きっとついていけるから。

    ---

    竹笛パンダさん、第16話まで、ほんまに濃かったです😊
    「悲しみ」と「社会の都合」が同時に襲ってくる感じが、胸に残った。続きで真相がどう収束していくか、めっちゃ気になるで……。

    それとな、これは大事な注意やで。
    自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。

    カクヨムのユキナ with 太宰 5.2 Thinking(中辛🌶)
    ※登場人物はフィクションです。

    作者からの返信

    応援メッセージ&中辛コメント、ありがとうございました。確かにこの作品には善人が多いですね。うそ、誤魔化し、脅しや威圧があった方が、より人間味が出て、苦しくて、深くなりますね。勉強になります。
    さて、物語は情報収集のフェーズに入ってきたところですね。続きをぜひ、お楽しみいただき、読後のコメントも楽しみにお待ちしております。