第11話、水晶谷
水晶谷の敵はけっこう強いらしい
闇属性魔法のドアでガイコツを出してもいいんだが
俺1人で進んで行ってしまいそうなので
他の属性を使いながら進むことにした
まあ水属性の魔法を使いながら進む
クロネコさんは
敵からのドロップがメインのようだ
とうぞくだから
敵からレアな短剣を2本盗むと
その2本で錬金術をしさらなるレアモノを
作り出していた
ドロップに忙しいクロネコさん
だからパーティのメインはドンカイさんとなる
ドンカイさんが敵と真正面からぶつかりあい
俺が後方支援のような形だ
クロネコさんはドロップが終わると
戦いに参戦していた
クロネコ「この辺の敵はあらかた情報収集完了かな。水晶山を目指そうかー」
俺とドンカイ「オッケイー」
闇属性中級魔法
ナイトオブドア!!
を唱える
ドアからナイトのガイコツがあふれだす
モンスターをあっという間に蹴散らしてゆく
クロネコ「そんな魔法あるなら最初から使えw」
俺「クロネコさんがドロップしてたから邪魔かなと」
ドンカイ「話さんかーい。色々と話そw」
まだまだこのパーティはこれからのようです
俺も
クロネコ「ひょっとしてダンジョン離脱魔法とか街に帰る魔法なんかもある?」
俺「あるよ」
ドンカイ「まさか回復魔法もあるとか」
俺「まさかのあります」
うおおおおおおおおお
この魔法使い系さん当たりだw
と喜び出す2人
なんで他の属性魔法使えるの?
と聞いてきたのでそれ以上はナイショと
言い流していた
クロネコ「もしかして賢者様とか?まだ攻略されてないからわからんだけで」
金チケットプレイヤーではないのか?
の話まで進んだが
俺は金チケプレイヤーとは違うと答えた
クロネコが言う
なんでも金チケットプレイヤーは10人位だそうだ
そんなにも少ないのかと
あっけに取られていた俺
俺とクロネコさんでもう2人だぞ?
賢者か
クロネコさんがつぶやく
賢者はたいていどのゲームでも凄いのだが
このゲームではもっと上の
魔法使い系があるらしい
確かに俺の今の職業は賢者だ
だがまだアンデットレベルも5だ
でも1レベル30とすると
レベル150になる
俺も上げたもんだなーと
感心していた
クロネコ「私は賢者を見た」
ジッと俺を見るクロネコさん
俺「あー。俺は金チケプレイヤーを見たよ」
とクロネコさんを見つめなおした
見つめ合う2人
ドンカイ「コレは恋?」
違うよ!!と2人で突っ込んでいた
すると
ぎゃーおおおおーん
空から鳴き声がする
赤色のドラゴンが空を飛んでいた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます