第7話、2日目教訓の洞窟

2日目は草原の範囲を広げて辺りを捜索してみる

次の街は無いのか

洞窟などは他に無いのか

すると人だかりのある洞窟を発見した

他人「この洞窟は入らない方が良いらしいぞ」


なんでも教訓を与える洞窟らしい


なんかお宝の匂いがする

そう感じた俺は洞窟パーティに混ざる

洞窟の奥へと進んで行った


他人「へへへ。アンデットさんか」

他人「はじめて見たな」

すると洞窟の奥からイヤな空気がただよい出す


まあここまで来るまでに

1日中レベル上げしてたからか

強気な俺もいた

洞窟の奥につくと血なまぐさい空気が

ただよっていた

そこはモンスターの死骸があるのではなく

プレイヤーの死骸が多く横たわっていた


奥から複数のプレイヤーが出てくる


他人「これはこれはアンデット様の登場だ」

俺はすぐに気付いた

頭の上のピンの色が赤色だ

PK(プレイヤーキル)をした証拠だ


この洞窟では俺らが相手だ


PKをした者は街には入れないピンが赤色だから

だが数日たつとピンマークは赤から緑になおる

そうすれば街には入れる


そうPKするのかしないのか

どっちかに決めろや

イヤなら武器防具お金全部

置いてゆけや


俺はヤル気だった

でも俺のパーティは全て置いて洞窟を出ていった

何も言わずに


あとはアンデット様だけだぜ?

アンデット相手はまだした事なかったが

まあ簡単だろ?弱そーだしコイツ

ガイコツどうすんだ?


俺的にはPKしてもかまわない

街入れない分レベル上げするから

でもコイツらがずっとここで大きな顔をして

PKしている事にムカついた


そういえばレベル上げで闇属性魔法も

新しいの覚えたな使ってみるか

まずは

闇属性下級魔法

デモンズドア!!

ガイコツの大群が押し寄せる

他人「だっ大丈夫だ。このガイコツ倒せるぞ」

他人「でも量が多い」


ならば新魔法

闇属性下級魔法

ゾンビドア!!

ゾンビが1匹だけドアから出てきた

動きも中々で爪で攻撃している

噛まれたらもちろんゾンビだろうな

なるほどゾンビは増えるんだな

だから1体だけなのか


ほかにも

火属性魔法も使ってみたいが

洞窟では酸素が無くなりそうなので使えない


水属性下級魔法

氷の弓矢!!

でとどめをさす

1人1人と弓矢を当ててゆく

綺麗につらぬかれて弾けとんでゆく

プレイヤーが死ぬのがこんなにも綺麗なものなのか

すると隣にいつの間にかNPCが座っていた

NPCが話しかけてくる


NPC「さあ次はあなたの番ですよ」

NPC「この洞窟はあなたのモノ」

NPC「派手にPKなさい」


俺はピンの色が赤色のプレイヤーを

全て倒しおえる(PK)と洞窟を出て

草原地帯をまた探索しはじめた

洞窟の入口にはNPCがまだ

PKをしないか俺にあおってくる


ループダンジョンに

PKダンジョン

なんなんだこのゲームはと

考えながら

教訓の洞窟かと

ブツブツ文句を言っていた


俺は街に入れない分

草原地帯で汗を流していた

PKはこの勧誘してくるこのゲームが悪いのか?

いやPKをおこなうプレイヤーが悪いのだ

そう思うと

自由度の高いこのゲームに

人を信頼する気持ちが薄れてくる

ちょっとは注意しなくちゃな


そして草原地帯に塔が見えてきた

なんか低めの塔だ

なになに教訓を与える塔、、。


ふふふ俺は少し笑っていた

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