発明家・エドと、天才助手の少女・アイラが、
ふたりでいろんなパラレルワールドを巡る物語。
訪れる世界はそれぞれまったく異なる世界観で描かれていて、
読むたびに新しい発見がある、そんな楽しさが詰まっています。
ページをめくる手が止まらないとは、まさにこのこと!
何よりも惹かれたのは、語りと世界観の温かさ。
どこか上質な児童文学のような雰囲気があって、
エドとアイラの掛け合いが、読者を優しく物語の中へ連れて行ってくれます。
これは、誰にも信じてもらえない“発明譚”。
でも、だからこそ語りたくなる、誰かに届けたくなる──
いろんな世界を飛び回る、ちょっと不思議で、ちょっと優しい冒険譚です。
ぜひぜひぜひ読んでみてください!