不穏な空気感からスタートするプロローグ、本編に入ると主人公の視点がガラッと変わる。
それすらも伏線で、読み進めていくと分かる衝撃の真実に心躍らされること間違いナシ!!
それぞれの登場人物の過去やトラウマ、舞台となる街の因縁、久遠館の存在、物語構成や展開が秀逸すぎて、めちゃくちゃ面白い!!
妖が出てくる物語なので、妖系の話が好きな人は絶対刺さります!!
しっかりとホラー要素もあり、恐怖を感じつつも、物語がしっかりと面白いので、読み進める手が止まりませんでした!!
是非一度拝読してみて頂きたい限りでございます!!✨
プロローグの時点で、世界観への引き込みがとても強い作品です。
文鳥の先生や小狐、河童、異形の子供たちが当たり前のように存在する町。
その不思議さが日常として描かれているからこそ、主人公の家に漂う閉塞感や、隠された姉の存在がより不気味に際立っています。
特に印象的だったのは、主人公が姉を大切に思う気持ちです。
外の世界を知らない姉に、自分の見たものや感じたことを伝えようとする優しさが切なく、その一方で家族の中にある歪みが静かに迫ってくるため、読んでいて胸が締めつけられました。
異形がいる世界なのに、本当に怖いのは怪物ではなく、人の心や家庭の中にあるものなのかもしれない。
そんな余韻を残すプロローグでした。
ここから姉弟の関係がどう変化していくのか、入日町や久遠館にどんな秘密が隠されているのか、とても気になります。
不穏で切なく、続きが読みたくなる作品です。