文豪ストレイドッグス 非公式物語

さえば湊

第1話 文豪と往く新たなるヨコハマ(前編)

パラパラと本を捲る音が静かな部屋へ響き渡る。長椅子とテーブルそしてカウンター席。その上にあるのはカップに入った珈琲と何冊かの本。


場所は都内某所の喫茶店。その町は爆発と犯罪が良くおこる場所だった。


喫茶店の中には一人の男性店員と一人の女性客しかいない。もう一人女性店員が居たのだが買い出しへと出掛けてしまったのである。


もう、読み終わったんですか?

えぇ。だって数冊しかないんですもの。


こんな有り触れた会話がお店の中に響く。


飲み終わった珈琲を片し鞄から数冊の続きの本をまた出して読み始める。


そんな動作を新しい珈琲をテーブルの上に置きながら彼女を優しい目で見守っていたのである。


男性店員_安室透。

都内某所にてアルバイト店員をしつつとある組織へ潜入という草鞋を履いている。


女性店員_榎本梓。

安室透が来る前から居る店員。外野からの安室透との噂に気が気では無い。


女性客_本作の主人公

漫画(文豪ストレイドッグス)を読みながら気が気でない町の喫茶店で珈琲を片手に読んでいる。最近の悩み事は良く少年探偵団達に絡まれる事。とある作家の孫娘であり大企業の一人娘。所謂ご令嬢。然し物凄く庶民的。


次回:文豪ストレイドッグス第??巻。

ヨコハマへとミーハーなもう一人のご令嬢に誘われついて行ったと思ったら別世界のヨコハマで読んでいた漫画がなくなっていた事に気がついてしまった女性。


果たしてどうなる_

ネクストヒント 異世界と漫画

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

文豪ストレイドッグス 非公式物語 さえば湊 @Karasuma3536

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ