性善説
ムーゴット
成長につれて
小学5年生の息子。
塾の宿題で、わからんところあるから教えて、と。
任せとけ!と安請け合いしたところ、、、。
国語だ。
しかも長文読解。
1,000文字ぐらい、もっとあるかな、結構な長文。
中学受験レベルじゃないの!?
俺を当てにするんじゃない、とは、今更言えない。
設問は、本文中の空欄を埋める。
15文字以内で、本文中から引用せよ、と。
空欄の前後から、作者の主張であることが推測されるが、、、。
「ほら、空欄の前後を読めば、この作者が、
何か言いたいことがあって、ここに当てはまるなぁ、ってわかるよね。」
「本文と関係なく、自分の言葉なら、何て入れる?
それに近い言葉を本文から探してみよう。」
そして二人で、もう一度、本文を見直す。
「」が付いた主張が、いくつか散在している。
その中で、最終結論っぽい一文に目星をつけると、
この一文は、後半でもう一度出てくる。
空欄に当てはめてみれば、尚更しっくりくる。
文字数を数えて、条件に一致を確認。
息子と二人、これじゃね!と意見が一致。
解答集を見ると、正解!!
冷や汗もの。
(面目保てて)よかったね、と、母親は横で笑っている。
今時の宿題は、学校も塾も、あらかじめ解説付き解答集が配られて、
自分で答え合わせすることになっているが。
これ、ズルやサボり、やろうと思えばやり放題。
性善説は、どこまで、いつまで、通用するのか。
ちょっと不安。
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