眼鏡王子の秘密

Kore

~拝啓、私の最愛の人~


お元気ですか?


ふとした瞬間、今でもあなたのことを思い出します。というか、未だ夢に出てきます。


その度に、またあなたの声が聞けたら。笑顔を見れたら。触れられたら。


そんなことを何度思ったか数えきれません。



こんな話をもしあなたにする事が出来たら、あなたは呆れますか?嬉しいですか?それとも、また苦しませてしまいますか?



けど、こればっかりはしょうがないんです。

これが、私なんです。


あなたという存在にこれ程までに影響されてしまった、私の中で永遠に輝く光でもあり、鎖になってしまったから……。



最初で最後の愛しい人。



今日もまた、あの日の夜を思い浮かべては、あなたの幸せを願い続けています。

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