あたいがシャケ美、よろしくな!
上沼オム明
第1話 「支配なんて、生臭くぶっ飛ばせ!」
「グォォォォォァァァァーーーッ!!!」
脳みそを直接シェイクするような深海魚の断末魔サンプリングアラームが、安眠という名の脆弱な平和を粉砕する。ベッド(という名の、水流と泡で満たされたカプセル)から飛び出したのは、寝癖(?)でヒレが一本あらぬ方向を向いている鮭(サーモン)、そう、あたい、シャケ美だ!
「ちっくしょー! 朝かよ! 早すぎんだろ、太陽の野郎!」
壁には『寿司、ダメ、ゼッタイ!』『我々は切り身ではない!』といった魚類プロパガンダポスターに混じって、『FUCK THE SYSTEM』『バクーニンは俺の嫁(異論は認める)』といった手書きスローガンがカオスに貼られている。
あたいの部屋、最高にイカしてるだろ?
「メシ! スーツ! あと魂(ソウル)!」
鮭フレーク(共食いじゃない、大豆製だ)を猛スピードで流し込み、家の奥に鎮座する相棒に駆け寄る。メタリックピンクに輝く、流線型でありながらゴテゴテと違法改造パーツが装着されたパワードスーツ『桃色反逆号』! 搭乗ハッチがプシューッと開き、内部に滑り込む。
『システム起動。対Gスーツ機能、最適化。鮭エキス・スプラッシャー、充填完了。今日のラッキーカラーは…サーモンピンク!』
「知ってるっつーの! 行くぜ、『反逆号』!」
駆動音はもはや轟音。近所迷惑? 知るか! あたいは自由を愛するアナルコフェミニスト(雌鮭)なんだよ! 家のドアを(たぶん)破壊しながら公道へダイブ!
ここは地球。数世紀前、謎の環境変動と魚類の謎進化(たぶん宇宙人?の仕業)によって、人類は支配者の座から転げ落ちた。今や地球(特に海と沿岸部)は、ヒレのある魚類様が牛耳っている。
人類? そこらへんをチョロチョロしてる。魚類社会は一応「共生」を謳ってるけど、要は人類は安くて便利な労働力、たまに可愛いからペットにする、みたいな感じ? ま、どっちにしろ、魚類が上で人間が下ってのが今の状況。
しかも、なぜか産卵能力がモノを言う女尊男卑社会。面倒くせぇ!雌鮭は産む機械ってか!?家父長制論者は今すぐ死にさらしな!
「シャケ美ぃぃぃーーー! 待ってっつってんでしょ! 死ぬ! マジで死ぬから!」
けたたましい自転車のベルの音と共に、息を切らしたナツミが追いついてきた。
彼女はあたいの唯一無二の親友にして、主な被害者、そして人間(ヒューマン)。今日も今日とて、おんぼろ電動アシスト自転車で、あたいの暴走に付き合わされている。カワイソス。
「おー、ナツミ! おはよ! 今日もイイ天気だな!」
「どこ見てんのよ! 前! 前見て! 今、カタクチイワシのおばあちゃん轢きそうになったでしょ!」
「大丈夫だって! あたいの反射神経、マグロ級だから!イワシのババア一人程度で誰も騒ぎやしねえよ!」
「アンタの反射神経が良くても、周りが迷惑なの! 大体ね、その『桃色反逆号』、絶対レギュレーション違反でしょ! 排気からイクラの匂いするし!」
「これはエコ! 魚介系アロマで道行く人々を癒してるんだよ!」
「ただ臭いだけだって!」
ナツミのツッコミをBGMに、シャケ美は街を爆走する。魚類用レーンと人間用レーンが分けられた道路。デカいパワードスーツに乗ったふんぞり返ったカジキマグロが、人間用レーンにはみ出して自転車を蹴散らしている。
「あーあー、やってるやってる。これだから権力持ったヤツは…」
シャケ美が舌打ちした瞬間、前方に巨大な影が現れる!
「止まれぇぇぇい! ピンクの暴走鮭! 貴様を校則違反及び道交法違反(魚類法)の現行犯で…って、うわっ!?」
ドッゴォォォン!!
校門前で待ち構えていたタイ風紀委員長(真面目だけが取り柄)のパワードスーツに、シャケ美は寸止め…できるはずもなく、正面から接触する! 大きく吹っ飛ぶタイ委員長(雌)。
「いってぇえええ! シャケ美ぃぃ! 貴様ぁ!」
「わりぃわりぃ、センパイ! ブレーキ、ちょっとチューニング中で! ってか、センパイこそ朝からそんな怖い顔してると、煮付けにしたくなりますよ?」
「な、な、な…! 不敬罪! 風紀紊乱罪! 侮辱罪だ! 貴様のような雌鮭は、更生施設(という名の巨大な生簀)に送致してくれる!」
「へっ! やれるもんならやってみな! あたいは誰の指図も受けねぇ! てめえこそ、ボコボコにして磯丸水産送りにしてやるわ!」
ギャーギャー騒ぐ風紀委員長を尻目に、シャケ美は教室へ。そこはまさに格差社会の縮図。広々として最新設備が整い、常に快適な水温・水質が保たれた魚類スペース。片や、隅に追いやられ、古びた机と椅子が並び、空調も怪しい人間スペース。
シャケ美は当然のようにスーツごと人間スペースのナツミの席の隣にドカッと座る。周囲の魚類女子たちの「またアイツ…」「マジありえないんだけど…」「ヒソヒソ…(泡の音)…プクプク…」という視線が痛いが、それがどうした。
やがて、授業開始のチャイム(深海魚の不気味な鳴き声Ver.)が響き、ヌボーッとしたアンコウ教師が教壇に立った。提灯部分が明滅し、眠気を誘う声で授業が始まる。
「えー、本日は比較文化論。テーマは『人間社会における前時代的思考様式:動物搾取と種差別の歴史』であります。彼ら人間は、かつて自らを万物の霊長と称し、他の生物を一方的に利用・消費してきました。これは、明確なスピーシシズムであり…」
「うっわ、始まったよ、『お前ら人間ってホント野蛮だったよね』説教タイム。どの口が言うんだ、どの口が!」
シャケ美は内心で毒づきながら、アンコウ教師の言葉を聞き流す。
「…しかし、我々魚類は、より進化した知性と倫理観に基づき、彼らの思想家、ピーター・シンガーの功利主義を発展的に継承しました。すなわち、『最大多数の最大幸福』の原理に従い、地球全体の環境維持と秩序のためには、個体としての能力に劣る人間を我々の『保護管理』下に置くことが、最も効率的かつ幸福な状態であると結論付けたのです。これは決して『搾取』ではなく、より高度な『共生』の形なのであります…フフフ…」
フフフ…じゃねーよ! シンガーはこんなこと言ってねぇ! あいつが言ったのは、苦痛を感じる能力があるなら、その利益は平等に考慮しろってことだろ! それをなんだ、『管理』『効率』『幸福』? 都合のいい言葉並べて、結局は自分たちの支配を正当化してるだけじゃねーか! 安い労働力としてコキ使って、選挙権も与えず、文句言ったら『保護』の名の下に黙らせる。これのどこが『共生』だっつーの!
シャケ美は怒りでエラがブワッと膨らむのを感じた。隣のナツミを見ると、彼女は小さくなって、教科書の文字を目で追っている。でも、その指先が微かに震えているのを、シャケ美は見逃さなかった。ナツミだって、悔しいはずだ。でも、言えない。人間というだけで、こうして一方的に「劣った存在」として扱われる理不尽さに、声を上げられない。
「…あたいが、やらなきゃダメなんだ。」
誰のためでもない。ただ、このムカつく状況が許せないだけだ。シャケ美は、そっと自分のパワードスーツのコンソールを操作し、アナーキズム文献集を読み始めた。プルードン、バクーニン、クロポトキン。アンコウ教師のしわがれた声は、もはやただのノイズでしかなかった。
放課後。気分転換にと、シャケ美はナツミを誘って街のカフェへ向かった。とはいっても、シャケ美がナツミを無理やり連れてきたようなものだが。カフェは相変わらず、広々とした魚類用テラス席と、狭くて薄暗い人間用カウンター席に分かれている。
「ったく、どこ行ってもこれだよな! この席の配置考えたヤツ、絶対性格悪いぜ!」
シャケ美は『桃色反逆号』をカウンター席にギリギリまで寄せ、プランクトン・ソーダ(刺激強めの炭酸入り)をズゾゾッとすする。
「…まあ、座れるだけマシだよ」
ナツミは力なく笑ってオレンジジュースを口にした。
「マシとか言うな! そういう諦めが、連中をつけあがらせんだって! なあ、授業のアレ、マジで腹立たなかった? シンガー、あんな都合よく利用されちゃってさ!」
「…腹は、立つよ。毎日聞いてればね。でも…」
ナツミは言葉を濁し、視線を落とした。
「でも、どうしろって言うの? 私たち人間には、パワードスーツもなければ、ヒレでビンタする力もない。魚類が決めたルールの中で、息を潜めてブクブク(泡)生きていくしかないんだよ」
「そんなことねーって! 力が全てじゃない! おかしいことにはおかしいって声を…」
「声を出したらどうなるの!? シャケ美はいいよ、どうせパパ(有力な鮭)が何とかしてくれるんでしょ? でも、うちは違うの! 下手なことしたら、家族みんな路頭に迷うかもしれないんだよ!」
ナツミの声は、次第に震え、涙声になっていた。
シャケ美は、ナツミの涙と問いかけに、返す言葉が見つからなかった。確かに、あたいは恵まれているのかもしれない。でも、だからって、この理不尽を見て見ぬふりなんてできない。自由じゃないって感じるのは、人間も魚類も同じはずだ。
「…ごめん、ナツミ。あたい、ちょっと無神経だったかも」
「ううん、私の方こそごめん。シャケ美が私のこと考えてくれてるのは、分かってるから…」
気まずい沈黙が流れた、その時だった。ギャン! という金属音と、怒声がカフェの外から響いてきた。
「おいコラ、人間! てめぇ、今チラッとこっち見たろ! 何ガン飛ばしてんだ、アァン!?」
「ひっ…! す、すみません!」
見ると、タチウオ型パワードスーツを着た、見るからに柄の悪い魚ポリス二匹が、配達途中らしい人間の若者に因縁をつけていた。若者は完全に萎縮している。
「なんだその荷物は? 怪しいな、中身を見せろ!」
「えっ、で、でも、これはお客様に…」
「うるせぇ! 警察の命令が聞けねぇのか! それとも、何かやましい物でも隠してんのか、あ?」
タチウオポリスの一匹が、ニヤニヤしながら若者の自転車の荷台を蹴り飛ばした。野菜や果物がアスファルトに散乱する。ゲラゲラと笑い声を上げるタチウオポリス。人間の若者は呆然と立ち尽くすばかりだ。
---ブチンッ。
シャケ美の中で、何かが決定的に切れた音がした。さっきまでのしんみりした空気はどこへやら。怒りのゲージが一気に振り切れる。
「てんめぇらぁあああああっっっっっっ!!!」
『桃色反逆号』が唸りを上げ、カフェのテーブル(とスムージー)を薙ぎ倒しながら、アスファルトに躍り出る! その勢いに、タチウオポリスたちもギョッとして振り返る。
「な、なんだ!? ピンクの…鮭!? ま、まさか、都市伝説の…『ピンク・サーモン・サイクロン』!?」
「誰がサイクロンだ! あたいはシャケ美! ただの雌鮭だ!あたいはねぇ!てめーらみたいな公権力を振りかざすクズが、でえきれぇなんだよぉっ!」
「な、生意気な! 我々は魚類警察だぞ! 公務執行妨害で…」
「公務執行妨害だぁ? ふざけんじゃねぇ! てめぇらがやってんのは、ただの弱い者いじめだろ! 公僕の分際で、好き勝手やっていいと思うんじゃねえ!カスが!」
シャケ美はスーツの指をビシッと突きつける。
「国家だか警察だか知らねぇが、理不尽な暴力で自由を奪うヤツは、あたいが許さねぇ! 資本も権力も秩序も、何もかも認めねえ!!天下のアナルコ=フェミニストたぁ、あたいのことなんだよ!!」
完全に自分の都合のいいように思想を解釈しつつ、シャケ美はスーツの腕部オプションをガシャコン! と展開させた。現れたのは、もはや原型を留めていない、凶悪なデコレーションと謎のパイプが追加された、最終決戦仕様(自称)の水鉄砲だ。
「覚悟しやがれ! あたいの怒りと自由への渇望、そしてたっぷりの鮭エキスを喰らいやがれぇぇぇ! これが、あたいの答えだ! 超銀河!!! アナーキー・ピンク・フェミニズム・鮭(サーモン)・イクラ・カーニヴァルゥゥゥゥ!!!」
シャケ美の絶叫と共に、引き金が引かれた!
ドッゴォォォン! ズバババババババァァァッッ!! プチプチプチプチィィィィ!!! パァァァン!(謎の破裂音)
想像を絶する量の、粘度マシマシ熟成鮭エキスと、化学兵器レベルの量のイクラ、そしてなぜか大量のキラキラ紙吹雪と石鹸カスみたいな泡が、ハリケーンの如くタチウオポリスたちを襲う。
「ぐわああああああああ!? な、なんだこの気味の悪い液体は!? 臭い! ヌルヌルする! 泡で前が見えん! そして目が、目がイクラァァァァ!!」
「だ、ダメだ! 洗っても取れないタイプのラメだこれ! うわっ、スーツの関節にイクラが詰まって動か…ギャーーッ!」
タチウオポリスたちは、もはや現代アートのインスタレーションと化し、その場で阿鼻叫喚のダンスを繰り広げている。絶景なり。
「先史時代にはタチウオの踊り食い、なんてもんがあったらしいぜ!」
現場は完全なるカオス。逃げ惑うタチウオポリス、呆然とする通行人、そして頭を抱えてしゃがみ込むナツミ。
「無茶しすぎだってば〜〜!!しかもなんで泡が出るの!?あとあのイクラ、あんたの!? もう色々めちゃくちゃだよこの雌鮭ーーーっ!!」
シャケ美は、パワードスーツの胸をドンドンと叩き、夕日に向かって高らかに吠えた。
「どうだ見たか! これがあたいのやり方だ! 誰にも支配されねぇ! 誰にも利用されねぇ! 人間も! 魚類も! 男も! 女も! みんな自由で、笑って生きてける世界を、あたいがこの手で…いや、このヒレで作ってやる! その邪魔するヤツは、魚だろうが神だろうが、生臭くぶっ飛ばしてやるぜぇぇぇ!」
その姿は、正義の味方というにはあまりにも破天荒で、アナーキストというにはあまりにも能天気で、しかし、どうしようもなく力強く、自由だった。
------
翌日。あの惨劇の現場となったカフェ前の路上は、奇跡的にほぼ元通りになっていた。いや、奇跡じゃない。徹夜で特殊清掃部隊(もちろん人間。低賃金重労働)が動員され、高圧洗浄機と特殊な鮭エキス&イクラ分解酵素(魚類バイオテクノロジーの無駄遣い)を駆使して、ようやく悪夢の痕跡を消し去ったのだ。
「ったく、昨日のピンクのテロリストめ…おかげで残業だぜ…」
「イクラのプチプチ感がトラウマになりそうだ…」
清掃員たちの疲れ切った呟きが、早朝の空気に虚しく響いていた。
一方、当のシャケ美はといえば…。
「シャケ美ぃぃぃぃぃ!!! 貴様ァァァァァ!!!!」
校長室(水槽型)には、タイ風紀委員長の怒号が反響していた。隣には、胃を押さえるアンコウ教師と、なぜかプルプルと震えながらシャケ美を睨むマグロ教頭(体育会系)がいる。
「昨日の狼藉(ろうぜき)! 断じて許さん! 街を汚し! 警察官(しかもタチウオのエリート)を愚弄し! 我々魚類社会の秩序を根底から揺るがす…」
「いやー、センパイ、昨日はマジうけましたよね? あのタチウオたちの踊り食いみたいな動き!」
シャケ美はケロリとした顔で、校長室の高級サンゴの置物を指でつついている。
「ふざけるなぁぁぁ!!!」
タイ委員長は怒りのあまり、パワードスーツの腕で机を叩き、ヒビを入れた。あとすごい量のぬめりもついた。
「あ、器物損壊。センパイ、それ弁償もんですよ?」
「貴様のせいだろうが!!!」
ギャンギャン騒ぐ風紀委員長をよそに、校長(推定:シーラカンス。超然としている)が重々しく口を開いた。
『……シャケ美君。君の行動は、いささか…エネルギッシュすぎるようだねぇ…』
「へへ、褒めても何も出ませんぜ、校長センセ!」
『いや、まったく褒めてはおらんよ…。だがね、あのタチウオ警官たちも、少々やりすぎていたという報告もあってねぇ…』
「マジすか!?」
『うむ。よって、今回の件は…厳重注意、および校内清掃一週間ということで手を打とうじゃないか』
「えー! 掃除ぃ? めんどくせー!」
「校長! それでは生ぬるい! こやつは…!」
『まあまあ、タイ君。彼女のエネルギーも、使い方次第では…ねぇ?』
校長は意味深な笑みを浮かべた。シャケ美は「ラッキー!」と舌をペロリと出した。
放課後。シャケ美は、ナツミと並んで(もちろんスーツで)とぼとぼと歩いていた。手にはデッキブラシ。校内清掃(という名の、主に風紀委員長が汚した校長室の机の修復作業)をサボって逃げ出してきたところだ。
「…まったく、シャケ美は反省って言葉知らないでしょ」
ナツミが呆れたように言う。昨日の涙はどこへやら、いつものツッコミ役に戻っていた。
「反省? なんで? あたい、間違ったことした?」
「したでしょ! 大ありでしょ! あの後、あの人間さん、散らばった野菜拾いながら『ありがとう…でも、弁償代が…』って泣いてたんだからね!」
「げっ、マジで!? …ま、まあ、それはそれ! これはこれだ!」
「よくないわ! 」
シャケ美は悪びれもせず笑う。ナツミはこめかみを押さえた。
「ああ、もうダメだこの雌鮭…考えるだけ無駄だった…」
シャケ美の起こす騒動と、庶民(人間)のささやかな日常。二つの歯車は、今日も微妙に噛み合わないまま、この奇妙な世界を回し続けるのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます