『ヤエー!~初めての帰宅困難』は、女子高校生と大学生のいとこ同士がバイク旅に出るという、ロードストーリー&青春小説の良さが詰まった作品です。まだ7話しか読んでいませんが、序盤を読んだだけでも、旅の自由さや緊張感、女の子同士の微妙な距離感、ツーリングやキャンプならではの楽しさが丁寧に描かれていて、好感が持てました。
会話が自然で、特に主人公2人の性格の違いや成長が無理なく伝わってくるのが魅力です。途中で出会う人たち(とめおばあちゃん、ミキさん、タカシさん)も個性が光り、旅物語に“人情”やユーモアを加えています。
また、アウトドア・バイク初心者でも分かりやすい描写が多く、読みやすいです。旅のワクワク感だけでなく、地震や失恋といった“非日常の不安”もストーリーに深みを加えています。
一方で、序盤なので“これから”に期待する部分も多く、今後どんなトラブルや成長、ドラマが展開するのか、続きを楽しみにしています。
バイクやアウトドア、友情や青春小説が好きな方には、ぜひおすすめしたい作品です!
20話まで、夢中で読ませていただきました。彩ちゃんと晴ちゃんの二人旅という軽やかなはじまりから、地震という予期せぬ出来事、そして様々な出会いや試練が描かれていき、物語の奥行きがどんどん増していくのを感じました。彩ちゃんの抱える葛藤や強さ、晴ちゃんの優しさと成長、そして周囲の温かな人たちとの交流がとても丁寧に描かれていて、ページをめくる手が止まりませんでした。ピンチの中にもユーモアやほっとする場面が散りばめられていて、登場人物たちの絆に心が温まりました。これから先、彼女たちがどう歩んでいくのか、とても楽しみです。素敵な物語をありがとうございます。応援しています!