リオナの明るくテンポのいい物語だと思って読み進めていたら、いつの間にか「命を奪うこと」や「残された者が命を想うこと」について深く考えさせられていました。特にランドの祈りと空葬の場面はとても印象的で、優しさだけではなく、「祈ることもまた自分のためなのではないか」と悩む彼の姿に、強い人間らしさを感じました。
リオナの快活さやコミカルなやり取りがあるからこそ、こうした静かで切ない場面がより心に残ります。黒い森と光の大地という世界観も物語のテーマとよく重なっていて、これからリオナが何を知り、何を感じていくのか続きが気になる作品でした。