これが令和の杜子春だッ!!

まず……、

凝り固まった頭のツボにきく刺激が欲しかったり、
文学で脳天をぶん殴られたい人がいるなら、志草先生をフォローすべきだ。

この方の作品はいつも、凡人の想像を超えてくる。
今回もそうだ。


思えばちゃんとタグを読んでおけばよかったのだ……。

とある昔話からスタートするのだが、
早々に『現代、現代』が始まっても
物語は、昔話風の口調で進んでいく。設定はちゃんと現代である。

猿子という男が金にだらしなく、借金苦であるという話である。


そこで、昔話に出てきた山に登ってご利益をいただこうとしたところで……


……

という物語である。この先は言わないでおく。

知らないで読み進めていけば、きっとあなたもびっくりしてくれると思うから。




ご一読を!!

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