心配性の私

私は心配性です｡例えるなら､テストの見直しをするとします｡見直しが終わりました｡そしたら見るだけで飽き足らず､頭の中で解き直しをしてしまう､そんな人生です｡そんなんだから半分も解いたうちに時間切れ｡

今日は買い物に出かけます｡まずチラシで､肉､牛乳､みそが安い店を探しましょう｡そうですね､今日は近所のA店が安いみたいなのでそこへ行きます｡すぐ支度をして外へ出ます｡健康のために走って行こうか悩みました｡最近､ストレスで太ったように思えてなりません｡が､歩いて行こうと思います｡明日会社では､大事な商談があるので､疲労を残しては困りますので｡

道の途中で､下校の見守りをする老人の横を通りました｡声を出して挨拶をすべきかどうかと迷いました｡が､会釈をするにとどめました｡相手の方が､にこやかに｢こんにちはー｣と､伸びやかに言ってくれたのが印象に残ります｡

店につきました｡まず､メモを見て､お目当てを探します｡ありました｡適当に取っていきます｡レジに並ぶと､干し芋のお菓子があった｡ほしいと思った｡一つもらっていこう｡前の人のレジが長いな｡ちょっと右のレジを見てみると､あと二品で終わるっぽい｡けど､急いでないし､今日の晩ごはんの計画を立てる｡と､無性にケーキが作りたくなる｡前を見ると､ようやくレジが終わりそうだが､列を抜け俺の後ろに並んでいた三人を横目に､乳製品売り場にでかける｡何にしよう｡チーズケーキにしよう｡だから､スライスチーズを買ってみた｡溶かしてみるのも悪くなかろう｡他の材料は､家には小麦粉牛乳に卵｡怖いものなしだ｡少しデコレーションをしたいので､ろうそくを買おうとしたら､仏壇用でした｡私は何をしていたのか､考えました｡そして､このチーズを買う意志を貫くか悩みました｡が､その意志は蝋燭の火のように､ゆっくりと消えていきます｡