九竜朱仁（くりゅうあけひと）

　所属　羽狩第6班

　身体　身長170cm 　体重58kg

　イメージカラー　黒

　シンボルマーク　ドラゴン

　好　読書、映画(昔の作品)　

　嫌　干渉が激しい人間、テロリスト

　趣味　ランニングと筋トレ(最近始めた)

　恋人にするなら　しっかりした年上女性

　１か月前に羽狩に所属した新米。過去に電車の崩落事故に巻き込まれて父親を失っており、唯一の肉親である姉とは事故の件もあって関係がギクシャクしている。

　癖のある黒髪に三白眼を持つ。インドアであるため白くて細い。人相が非常に悪いことを気にしているため弄られると態度と口が悪くなる傾向がある。

　真面目で繊細、理知的で客観的、冷徹で合理的。人間的には何処か壊れているところがある。一方で倫理的で優しく理不尽を許せない。

　姉には強く感謝しており、戦う動機の1つになっている。

　根がまともであるため人を殺すことは悪であると信じ込んでしまっている。

　戦闘力はド素人ということもあって低いが、自分の命を勘定に入れないところもあって油断ならない。

　また、多読家であることも相まって頭はかなり切れる。加えて、冷徹さも加わって容赦がない。

　真理の補助を命じられるが……。

　橙木真理（とおのぎまり）※

　※アイデスでは父方の姓であるバトラーを名乗っている。

　よって、「メアリー・バトラー」と呼ばれることもある。

　所属　羽狩第6班、民間軍事会社アイデス(狙撃手)

　身体　身長158cm　体重65kg

　スリーサイズ　B72(AA) W54 H76

　イメージカラー　スカイブルー

　シンボルマーク　サーペント

　好　犬と紅茶　

　嫌　猫と橙木本家

　趣味　銃の手入れ、魔術の研鑽

　恋人にするなら　背中を預けてもいい人

　第6班の切り札の1人。あらゆる分野で高い成績を弾きだす天才。狙撃への適性が特に高い。実家は物凄く太い。

　栗色の髪(お嬢様らしく縦ロール)に釣り目気味の碧眼、白磁ばりの肌を持つ。母は純血の日本人、父がドイツ系アメリカ人。更に辿るとソ連の血も入っている。着やせするタイプで実は結構筋肉質。右腕に蛇の入れ墨がある。

　超が付くレベルで真面目、責任感が強くて誇り高い。自負に溢れ、自らの行動を疑うことはない。全部が全部でないにしても正しいと信じている(大概当たっている)。意思疎通が苦手で、口よりも手の方が早く動くため誤解を受けやすい。

　一方でかなり冷徹な現実主義者。吸血鬼だろうと人だろうと殺すことに躊躇いがない。所詮、外面が違うだけで本質は同じだと認識している。

　狙った敵は1人を除いて殺している。魔術も使用可能(基本的に使い魔のみ)で、念入りに情報を集めて自分の有利な場所に相手を引きずり出し、確実に仕留めるやり方を好む。

　魔術の属性は火、性質は灰化。外側から焼き尽くすタイプではないため使い勝手は悪いのも使用しない理由になっている。

　兄の調査をする中で、自分のルーツと向き合うことになる。

　小紫甘楽（こむらさきかんら）

　所属　羽狩第6班、民間軍事企業アイデス強襲班

　身体　身長166cm 体重61kg

　スリーサイズ　B88(F) W58 H88

　イメージカラー　パープル

　シンボルマーク　狐

　好　おはぎと仲間たち

　嫌　宝石と変態

　趣味　映画鑑賞、写真収集

　恋人にするなら　甘えさせてくれる人

　九竜、真理の先輩で班に所属している妙齢の女性。羽狩でもアイデスでも同じ名前で登録している。

　所属するまでのパーソナルデータはすべて不明。知っているのは、上司など数少ないメンバーに限られている。

　艶のあるロングの黒髪にタレ目気味の紫の瞳と色白の肌を持つ和系美人。何もせずとも色っぽさが滲み出ている。

　温厚で優しく、包容力がある大人の女性。敵に対しては狂気的で残忍、冷徹で執拗なまでに冷酷な一面を見せる。現実的な真理とは対照的に優しいため飴と鞭として機能している。

　日本刀を用いた近接戦闘を得意としているが、動きは独特で緩急をつけたスタイルで敵を追い込む。基本的に急所しか狙わず、暗器を始めあらゆる武器に致死性の毒が塗り込まれている。

　今回は予備戦力として真理のサポートに回る。

　姫川緋咲音（ひめかわひさね）

　所属　羽狩第1班(直属部隊)、民間軍事会社アイデス情報部

　身体　身長165cm 　体重55kg

　スリーサイズ　B78(C) W58 H78

　イメージカラー　墨色

　シンボルマーク　蝶

　好　甘味(主にチョコレート)、生ビール(酒癖は悪い)、ウサギ(カフェで触ってる)

　

　嫌　尻軽女扱いされること(手加減しない)、家族(顔も思い出したくない)

　趣味　ランニング(集中力強化)、バッティング(ストレス解消)、ジグソーパズル(絵画が好み)

　恋人にするなら　恋人は作らない

　芥子川（けしかわ）の秘書官。同時に緊急の「掃除婦」も担っている。仕事が出来るキャリアウーマンの風体だが、ボーっとしていて何を考えているのか分からない。常にタブレット端末を持ち歩いている。

　ストレートの明るい茶髪のロング(染めている)に常に気怠るそうな黒目、ナチュラルメイクを施した顔(結構整っている)と均整の取れたプロポーションを持つ。

　基本的に効率主義者で卒なく仕事をこなし、緊急の仕事だろうと慌てずに最短ルートで片付ける。上司へのコーヒーは時間をかける。

　結構フランクでノリが良い。マイペースでとりあえずお菓子を食べている。一見するとただの変人だが、実際には人の変化や気分に敏感で必要なときには惜しみなく力を貸す。ただし、報酬はきっちりもらっていく。高級チョコを報酬に要求することが多い。

　一方で掃除婦としては、かなり冷徹で女子供であろうが情を掛けずに殺す。吸血鬼でもこの点は変わらない。仕事で公私は混同しない。

　一対の小太刀、銃、嫖(中華式手裏剣)を主武装にしている。機械的に決まったリズムで敵を切り刻む。

　今回は友人の真理を助けるために奔走することになる。

　芥子川皇鉄（けしかわこうてつ）

　所属　羽狩執行委員(序列は最下位＋現場の最高責任者)並びに第一班班長(別の人物が現場に出ている)

　　　　民間軍事企業アイデスCEO(創設者)

　身体　身長184cm　体重94kg

　イメージカラー　黒鉄色

　シンボルマーク　狼

　好　コーヒー(姫川が淹れるもの)、妻の手料理(カレーが好み)、子どもたち

　嫌　仕事できない人間、学ばない人間、努力しない人間

　趣味　茶道(義父の趣味に影響)、模写(風景画を好む)、ドラマ鑑賞(お気に入りは紅茶好きの探偵っぽい刑事の作品)

　恋人にするなら　既婚者に言わせるな

　真理や姫川の上官に当たる人物であると同時に、羽狩の最高責任者の1人。現場の指揮を執る責任者でもある。加えて彼女たちが籍を置く民間軍事企業アイデスの創業者にして最高責任者。

　徹底した合理主義者、人間性皆無といえるほどに冷徹で計算高い。おまけに表情が薄いため周りからは敬遠されがち。手段は選ばず、目的のためなら法でも平気で犯す。責任感は強く、自分の仕事を必ず果たさなければならないことだと常に己へ言い聞かせている。

　根っこ自体はマイホームパパ気質で子煩悩。愛妻家で家庭は良好。義父とも良好な関係を作っている。

　黒髪黒目で三白眼と薄い唇、オールバックが特徴。肉の着き方が薄いため痩せているように見えるが、元が現場からの叩き上げであることもあって結構な筋肉質。体には古傷が残っており、体温が上がると浮かび上がる。今も時間があるときには体を鍛えているため若く見える。

　現在は前線を引いているが、策略に部下の統率や外との交渉、スカウトで羽狩全体を引っ張っている。出来ないことは素直に認め、周りに意見を求めるところも評価されている。

　自身の野望を叶えるために栄転を目論んでいる。

　ルシア・クレメンテ

　所属　民間軍事企業アイデス情報部

　身体　身長155cm　体重52kg

　スリーサイズ　B79(C) W56 H82

　イメージカラー　ターコイズ

　シンボルマーク　猿

　好　ジャンクフード、ゲーム(特に格ゲー)

　嫌　肉体労働、根拠のない正論

　趣味　機械いじり、散歩(川沿いを歩く)

　恋人にするなら　考えてない

　かつてソルトーレの内戦で真理と一緒に行動していた観測手。現在は秋葉原にミリタリーショップを構え、一般人を演じつつ情報を集めている。

　明るくて陽気、ノリが良くてフレンドリーなラテン人らしい気質の持ち主。ただ、趣味人間で自己管理は適当で怠惰。仕事がないときはゲーム以外はやらない。贅肉が付き始めたのを気にして散歩ついでにダイエットを始めた。

　艶のある黒髪に小麦色の肌、大きな赤銅色の瞳が特徴の美女。真理より少し年上で、背も少しだけ高い。私服のセンスは壊滅している。素材がいいだけに知る者は皆頭を抱えている。髪もぼさぼさ。

　情報解析に長けている。状況の細かい変化に気づくが、閃きや回転速度は真理たちの方が高め。とはいえ、無茶な仕事でも最後までやり遂げる気概を持っているため信頼されている。

　引き受けていた解析作業のついでと言わんばかりに真理が持ち込んだ仕事に巻き込まれることになる。