この物語は、異世界に召喚された青年が大型の機械の竜(竜機兵)に変身する少女に乗り共に戦う、というお話です。
登場人物一人一人に魅力的な個性があって物語を盛り上げてくれたり、「なぜそのような世界観になったのか」といったところまで考え込まれた世界観、心情や情景の細部まで描かれた戦闘シーンなど、それだけでも素晴らしいのですが、なんと言っても「ターゲットの広さ」が魅力的だと感じました。
というのも、
・異世界ファンタジーが好き→読んでほしい
・天然美少女が好き→読んでほしい
・ロボットモノが好き→読んでほしい
・魔法が好き→読んでほしい
といったように、ジャンルの幅が広く、誰が読んでも楽しめるお話となっております
是非あなたも一度読んでみてはいかがでしょうか。あなたもいつの間に、竜機兵の搭乗者です。
ファンタジーとロボットの世界です
ロボットもののジャンルの魅力が詰まっています
ロボの描写、頭脳戦、戦う理由、成長がふんだんに入っていて面白いです
最大の面白さは「ロボが可愛い系ヒロイン」なところにあります
ヒロイン、ティアマトはロボになれる少女です
感情豊かで可愛いです
搭乗者、ショウゴに熱めの好意を向けます
搭乗者がここまで好きなロボヒロインは珍しくて面白いです
ティアマトは搭乗者と心を通わせるほど強くなります
反応速度が大幅に良くなります
このためロボと搭乗者の会話が強さにつながる意味のあるものになっています
「搭乗者のさけびや呼びかけに反応して強くなる」のは人機一体の感があります
ロボットものに必須の場面でキャラクターが立っていて面白いです
さらにヒロインは、日常でも搭乗者と一緒にいます
理解者が現れた幸せを感じて可愛さに磨きがかかっています
「日常も共に生きる愛機」というのは珍しくて面白いと思います
多くのロボットは兵器であり戦場で使うものだからです
命を預ける存在ではありますが恋愛の余地はあまりありません
そのなかでヒロインのティアマトは命も預けるし、日常で癒しや楽しさもくれます
愛機が少女である面白さはここにあると思います
価値観や強くなるきっかけを多くくれます
ヒロインはバトルとストーリーの面白さを作れる魅力ある存在です
ロボ愛! とにかく強烈なロボ愛の感じられる作品です。
キャッチフレーズやあらすじを見た段階で、ピンと来る人はピンと来ます。
「あっあっ♡アナタを感じます♡」、「お願いです、私に乗ってください!」
こ、これは絶対「アク〇リオン」だ!!!
西暦二〇〇〇年代に登場し、「あなたと合体したい」など、一見いかがわしいようなセリフを出しつつ、中身は超・超・熱血な合体ロボットものをやったアニメがあった。
間違いない、これはその系譜に当たる作品だ!!!
読み進めていくと、「ター〇エー」や「ア〇ビス」、「ブレ〇パワード」など、伏せ字で書かれたロボットアニメの名が。
なんと濃厚! 特に最後の「ブレ〇パワード」なんて、富野監督作品の中でもかなりマイナーな部類。よっぽどロボアニメが好きじゃなければ存在すら知らないに違いない。 (でも名作)
……一体何人の人間が、この作品で出てくる元ネタを拾えるのだろうか。
それでもあえて、こんなロボアニメの名前を羅列する作者さんの「こってりとしたロボ愛」に、激しく心を揺さぶられました。
「勇気爆発バー〇ブレイバーン」、「Gガ〇ダム」、「エ〇レカセブン」。数々の名作アニメを彷彿とさせられる雰囲気も随所に感じられます。
愛・愛・愛。この作品の至るところには、とにかく「愛」が満ちていました。
それゆえに、ロボアニメを愛する人間が読み始めたら、確実に「秒」で心を奪われます。
ロボ・美少女・熱いバトルと見所満載で、アニメ映えしそうな雰囲気いっぱい。一度読み始めたら止まらない、最高のエンターテインメント作品です。
大事なことなのでもう一度。とりあえず読んでみてほしい!
レビューであれこれ語ろうとすると、言葉が足りなくなる──そんな作品。連載開始をずっと心待ちにしていたけど、「期待しすぎてたかも…?」という不安なんて、1話で吹き飛んだ。想像以上、いや、想像の斜め上をいくぶっ飛びっぷり!
特にヒロインがやばい。もちろん最高の意味で。いい意味で常識をぶち壊してくれるタイプ。今後どうなるのか、全く予想できない……だからこそ、続きを読まずにはいられない!そんな作品です。
“なりそうな”って言葉を使ったのは、まだ連載が始まったばかりだから。でも今のうちにチェックしておいて、これが人気作になったときには堂々と言いましょう。
「え? 私は新連載の時から読んでたけど?」と。
エロではないはず!
なのにエロエロ!!ヒロインはあくまで真面目で真剣なんです。
ロボが好きな人なら出てくるロボネタに更なる笑顔になれるようです。
「私に乗って♡」「私に触れて♡」
いやいやティアマトさん、エロいです。
何故か主人公ショウゴに詳しい異世界の姫様。
ストーカー……?
何故にティアマトはショウゴの事を何でも知ってるのか?
この先で明かされていくと思いますが、公開初日の時点で、書き溜めは十万文字を超えているそうなので、安心して読み始めてください。
作者さんは長編完結確定の人で、前作は100万文字オーバーをキッチリ伏線回収完璧にして書き終えてます。
今作は色々とぶっ飛んだお話になりそうですが、期待しても良いです!
この作品が牽引して、カクヨムでもロボものが流行れば良いなぁと考えてます。
追加
飲み物飲みながらこの作品読むのは推奨できません。むせました。
水分補給は事前にヨロです。
追加その2
感想欄もぶっ飛んでる……