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第三話への応援コメント
すごく深遠なテーマで、色々と考えさせられましたね。
他人の影響あってこその自分というか、自分がどこまで「自分だけのもの」なのかって、考えるとすごく深いテーマだと思います。
父がそれで母を殺したというのも、すごく哲学的な深みがあります。その上で、母を失った後でも「母を失った自分」というものから脱却できないでいる、というのなどが象徴的でしたね。
最後は妻に会いたい、となるのも、結局は他人なしで自己を確立できない感じとかが伝わってきました。
作者からの返信
黒澤カヌレ様
素敵なレビュー、コメントをありがとうございます!
自分以外の誰かに執着や依存してしまう脆さややるせなさみたいなものを表現してみました。
中々筆が進まずに苦労しました 笑。
結局父も息子も、自己を確立できない似たもの同士で、そりゃ死んだ母に怒られるわというオチにしてみました^_^
第三話への応援コメント
胸を打たれました。
描写力の高さに、まるで寒い日の公園で、父子ふたり穏やかに散歩しているような気分になる序盤。
そして、静けさを割るように父の口から語られる信じがたい言葉。
吐露される父の思いと、「私」の胸のうちに生まれた一つの決意。
奇跡の再会を果たした母親からは呆れられてしまいますが、主人公が父を殺さなかったという決断は良いものだったと信じたい気持ちです。
作者からの返信
馬村ありんさま
読んで頂き、とても温かいお言葉ありがとうございます!とても励みになります。
親子の平和な時間になるはずだったのに、とんでもないことを言い出す父でしたね……。
内面の葛藤を軸に、結局自分も誰かに依存してしまう様子を表現してみました。