第3話 不安

木漏れ日が顔を照らし目が醒める。

が!、あえて目を開けない

昨日の出来事はなんだったのかを考えている。

そして今は 家のベットで寝ていると強く思いながら目をゆっくり開けていく、

そこは!………

やっぱり外で体の上には 落ち葉が大量にのってある。

ここはいったい何処なんだ?

身体を起こし立ってみて 周りを見渡す。

まだ頭がフラフラするがなんとか意識はしっかりしている。

森の中にいるようだ、 しかも相当深いぞ。

こんな所って地下鉄の駅にあるものなのか?

そう思っていると 不意にあっと思い出す。

仕事だ! 急いで連絡しないと!

スマホを取り出す電波は立っている

時間をみると朝の6時半だった。

まだ連絡するには早いと思いつつ

先輩に電話をかけてみる。

プーップーップーッ の音がなる話し中今からか?

いちよう今の状況をLINEをしておこう。

ちなみに今日は2024年の10月31日で給料日だ!?

あれ?給料日は昨日のはずなのに今日も同じ日になってる、スマホが壊れたか?

場所を確認する為にマップを開く

真っ白の画面に青のマークがあるだけで 何の手がかりもない。

何だか心細くなってきた。

完全に森の中に1人だけだ。

遭難とかしたら移動するべきなのかな?

それとも動かないほうがいいのか?

あっと、 今持っている持ち物を確認しとこう。

幸いリュックはしっかり持っていて中身は、作業服の着替えとペットボトルの水とお茶、モバイルバッテリーとペンとメモ帳と、3個いりのバターロールとのど飴だ。

ここで待っていたら助けが来るのか?

一応 119、110 とかにも電話をしてみたが

やはり繋がらない。

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