ほしの記憶

@kikitomiki

第1話 ここは?

コツン、コツン、コツン、

階段を上ると地上に出た

そこから少し歩いた所であることに気付いた。

「ここはどこだ?」

辺りは真っ暗だ

いつもと全く違う場所にいる。

頭がクラクラする。

一旦しゃがみこみ落ち着いてから

記憶を整理しよう。


俺の名前は千葉崎 鉄也(ちばさき てつや)

22歳だ 仕事は コンビニのアルバイトやファミレスの皿洗いとかをしていたけど

あまり長くつづかんかって、

最近は足場を組む鳶職の見習いを始めた。

そして

今住んでいる所は堺市のなかもず駅の近くだ。

今日は仕事終わりで 先輩に居酒屋に飲みに連れられて行った。

俺の人生で一番酒を飲んだ日になった。

それでも生ビールを五杯ぐらいとチューハイをのんだ記憶がうっすらあるがそれ以上に飲んでたんだと思う。

多分ベロンベロンの状態で地下鉄の御堂筋線に乗ったんだと思う。

電車の中ではすぐに寝てたんだと思う。

終電のために駅員さんに起こされて うつろうつろ歩きいつもの通路を通って来たはずなのに!?

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