※注意
この文書を記している2025年6月28日現在では本作は未完であり、この文書自体が本作に対する経過観察報告書であり総合的レビューではありません。
第1話から第3話の時点では、本作は偽史と目されます。偽史ならば風呂敷を広げることが芸であり歴史からの乖離は一概に問題とは言い切れません。
本文にて描写される場面が極めて狭く限定されていることから、「兄妹」と「世界」のギャップが想定されます。しかし ”お兄ちゃん” が ”妹” に明かす情報が「世界」に偏っており、ギャップについて情報が不足しています。
この文書を書いている観察者が ”妹” ならびに ”お兄ちゃん” と視覚ならびに聴覚を共有している理由は不明です。背景を調査すると同時に、希有な状況を利用して情報収集に努めるものとします。
本作の背景は広大と見込まれます。観察者の追加配置(それも多数)を本部に希望します。
まだ冒頭の三話しか読めていないが、ひとこと紹介通り、何か凄いものを読んでいる気がする作品。
毎回取り上げられるテーマは国際問題、国内問題、しかも今まさに身近に起きている問題だけでなく、過去にまで遡る。
その問題の分析評価が緻密で、下手な政治評論より分かり易く、思わずこの作品はノンフィクションではないのかと錯覚させられてしまう。
そしてタイトルの被検体3861。
毎回その名は登場するが、現段階で正体は全く不明。巨大な陰謀の臭いがプンプンしてくる。
先の展開が全く読めない、次を読まざるを得ない気にさせる。
そんなこの作品の凄い世界に、是非一度触れることをお勧めする。