異世界?救世主?冗談じゃねぇ!巻き込まれたブタ野郎の俺が、この世界を救うわけない!

うんこ

第1話

「すみません、それって僕がやらないとダメなんですか?」


悠真は目の前の光の球――自称・創世神――に向かって震えながら問いかけた。

「その通りだ。汝は選ばれた救世主なり」

「いやいや、俺選ばれた覚えないですし、そもそも会社帰りにコンビニでおでんを買おうとしてただけなんですけど!?どうして異世界にいるんですかね!?」


神は神妙な顔で説明した。

曰く、異世界の均衡が崩れかけており、救世主が必要なのだという。

曰く、その救世主に選ばれる条件は「なんか運悪くそこにいた人」。


「運悪くそこにいた人って、それ俺完全にとばっちりじゃないですか!」


悠真の抗議は虚しく、異世界のトラブルの渦へと巻き込まれていく……。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る