死にたかった、ずっと
メル
死にたい日々
いつからだろう。
生きることに彩りを感じられなくなったのは。
ずっと我慢してきて生きてきた、もう死んでもいいですか?
正論なんか大嫌い。
死なないでというなら、あなたは助けてくれますか。手を差し伸べて、最後まで救ってくれるのですか。違うなら、当たり前を押し付けないでほしい。少しでいい、死にたい人の背景にあったことを、想像してほしい。
仕事をして帰ってきて、休めるかなって思ったら、家の空気が地獄で、どこに行っても息がしやすい場所がなくて、苦しい。
仕事場でも身をすり減らし、家でもなんでも聞いて、叶えて、そうやって自分を出さずにいたら、わかんなくなっちゃった。
生きるってなんだろうね。
わたしだって、死にたいなんて言わなくていい人生に生まれたかった。でも、死にたいとか自傷とかをしてないと自分を保てないから。今を生きていられないから。
仕方ないの。だって、生きなきゃいけないから。そのためにわたしは自分の感情を殺し、傷を与える。
その日々の繰り返し。
死にたかった、ずっと メル @asuka1231
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。死にたかった、ずっとの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます