第19話好きな子が車に乗るということは…
もうすぐアンの誕生日だがロジャーと4日しか 違わないので一緒に祝うことにした。
アンも ロジャーもハーバードの寮に住んでいるため いつも 集まるのは 俺のアパートだ。
誕生日のプレゼントを用意することを考えていたんだけど、 17歳の誕生日だから結婚できないか?
まだ交際してないんだけど交際=結婚じゃダメかな?んっ18の俺もだめか?恋の 飛び級はだめか?本気度伝わらないかな?
誕生日プレゼントに婚約指輪 買いたいんだけど… 本人に聞いた方がいいかな?
女性と付き合ったことないからわからんけど…大学卒業するまでは断られるのかな?
まだ知り合ってから1年も経ってないし、早いって言われるかな?早い遅いってあるのか?
ぐるぐる 悩んでいると ロジャーがお昼食べないか?と誘いに来た。
隣にいたアンがOK マイケル 行ける?と聞いてきたので行けますよ はいはい と答え何食べたーい?とアンに聞くと2時まで開いてるからカフェでゆっくりしない?という提案に ロジャーも俺もよろしいですと答え 3人でカフェの方に歩いて行った。
俺も ロジャーもアンも遺伝学的な話は好きだ…生物の持つ遺伝子の構造は スパイラル だがスパイラル構造が一致しているということは 元々の生物が一つの進化を遂げたのではないかと仮定している。
性が別れた生物の遺伝子には違いがあり、 生物が必ず50% 50% 掛け合わさることから 異なる生命体として誕生することは分かっているが…なぜ生命の設計図は2人の生命体の設計図を50%50% ぴったり 持ち合わせる 生命として出来上がるのか?
その理由は分からないんだが…そうした方がより優れた生命体となるのだろうか? より優れた生命体を誕生させるためには優れた遺伝子と優れた遺伝子が 掛け合わさる 方が いいと無意識に誘導され自然と男性は優れていることをアピールする ?
自己顕示欲へとつながるのか?
男性は理由なく 上下関係はっきりさせるため マウント行動を起こすよな〜考えなしだ。
女性は優れた能力を持つ男性を選ぼうと経済力だ〜 包容力だ〜優しさだ〜 肉体美 だ 〜みたいな結婚するならこんな人がいい〜みたいな話をするんだう?これが無意識のうちに 誰しもが起こす行動であることから 、遺伝子の中にそう 記されているものがあり本能として記憶されているはずだな?とあらゆる 仮説を話していると、 アンがそういえば ね、友達とランチした時にね、 遺伝子が近い男性に対して女性は何らかの 嫌悪感を感じるんだって、 遺伝子の近い男性を無意識に拒絶しているのかしら と話し始めた…
俺と ロジャーはそんな定義は習ってないぞ!と慌てたが アンが定義じゃなくて女の子がある程度の歳になると父親を嫌ったりとか …恋愛対象に兄弟を選ばないとかその程度のことよ。
実際 兄弟と結婚した歴史上の人はたくさんいるでしょ〜 遺伝子が近くたって恋愛する人はたくさんいるだろうしなんかね …
遺伝子が近いとその人の匂いがいい匂いって感じないとかお父さん 臭い!のその程度の都市伝説みたいな〜俺と ロジャーにとってこの都市伝説はかなりショッキングだった…
ロジャーも そんなことがあるのか?知らなかった… 匂いって何だ ホルモン…なんか ぐるぐるし出してる…
確定事項 じゃなきゃ 俺たちが知らないこともあるさと思っていると…
またアンがマイケル 免許取ったのに車買わないの?と質問された…
俺はえっアンが…欲しければ買うけど と答えるとアンが笑っている…
買わないの=買ったらいいのに=車に乗りたい=ドライブデートに誘ってもいい= アンは俺を恋人と認めている。
明日買いに行く?とアンに聞くと…ロジャーが質問が色々 飛んでるぞ といいアンに車の中は密室だからマイケルを有頂天にさせるだけだ やめようね!
などと!
アンは2人とも 高速で話ししてるみたいだけど…私は車で出かけるのも楽しいと思っただけなんだけど…俺は車に乗る=結婚OK じゃないのか〜と本で読んだ女性のOKサインを見逃さいためにと言うネタの第一位だったのにと思ったが次だなと気持ちを切り替えて、どんな車がいいと思いますかね?と言いアンを見た…
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