僕を選んでください
斉藤アキラ
第1話 努力する事は決して無駄ではないはず
僕はロジャー 今日 14歳の誕生日だ選ばれるための努力をし続けている。
経済の勉強では経済力を持つための勉強 …哲学では 包容力や 基本的な考え方 どんな質問にも冷静に答えられるよう 答えを探しているし言葉だって10か国語は…
あの子に笑われないようにできると思う体も鍛えている 。
やっぱり男は強さのアピール も必要だ…数学者の 博士号も取った各国の法律の勉強もしたロースクールには行ってないが弁護士の試験も合格している。
医学に関しては 新しい発見がないか 間もなく成し得るであろうものを探し出し成功できる開発に着手している。
あの子は 何に興味あるんだろう 宇宙かな生物 かな 哲学かな ?
叶わないかもしれない…学ぶことは楽しいがどうしたら選ばれるのか?
答えが見つからない…数式で解ける問題でないことは分かっている 。
そんな時 マイケルと見た映画で生まれたばかりの赤ん坊と目があった狼男が相馬灯のように自分の人生を見ることができた彼女との一生を見ながら 狼男は彼女の守護者になり彼女の父になり兄になり彼女の恋人になる と言う。
涙が出てきた 僕はこうなりたいんだ。 これが答えだ 胸が苦しくて…隣で マイケルがなんでだよ!とアホ面をしていたが…
目があっただけでとか、一目惚れとか運命とか科学で解明されていない何かがあるのか?意外に赤い糸 的なものが存在するのか…
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