恋をした同級生

闇影夜

社会人になっても変わらない

記憶が薄いでもなぜか

忘れられなかった一部の記憶


彼女の告白したあの日

告白した言葉は一言も覚えてない。

小学生の時の初恋

彼女からは、ごめんなさいと

言われ。あの教室で言われた

皮肉にも中学生の頃は三年間同じクラスの

クラスメイト

その頃には話すらしなくなった

小学生の女子はたった4人

15人の中で好きだった女の子

児童の生徒会長だった

彼女は、中学でもモテてて

バスケ男子と付き合ったみたいな話は噂になった。


自分はあれから立ち直る事は出来ず

恋愛どころか女子との話は出来ず

中学は女子友達すらまともに出来なかった。


違う学校の同級生との生活

しかし勉強も苦手だった彼にとっては

イジメの対象でもあった。

全く話さないどころか静かでもはや空気

そんなある日自分をいじめてたクラスメイト

の一人が自分の好きだった彼女の彼氏の

一人だった。

 

別に関わりも興味もなかった自分にとって

無視すれば良いことなのにそんなこんなで

中学卒業を機に会うことは無くなる

とそう思っていた。成人式に小学生の同級生

と飲み会があると言われ断る事なく

平和な時間が過ぎた


それは五年以上続き一年に一回は

開催される事になった

誰かがnineでスケジュールで

集まれそうな時予約して食事会

それは二次会込みらしい。

一人五千円くらいの場所で

主者が決めていた。

社会人になり独身の人もいれば

家庭を持ち結婚した人もいた。

結婚した人はめでたいと思う反面

自分には、縁のない人生だとそう思った。


仕事で行けない時に限って

会う機会が少ない人が参加する

それも、また誰か来れるか分からない

ドキドキも起こった。


そして、彼女のオンスタグラムで

#大切な人そしてそこには男性との

二人での顔が投稿されていた。

彼女で飲み会のさえアカウント情報

でフォローしてた事に起きた事実

もう彼女には彼氏らしき人と同じ時間

を過ごしてるか。

好きだった彼女は自分の先を歩いている

仕事を変えたら彼女出来るのかなぁ

そんな事を考えて今の会社に6年いる

誰も好きになってくれる女性なんていない

そしてふと思い出した。


二十歳の飲み会で隣の席になった時

付き合ってと言った意味って

友達として付き合ってなのか?

それとも違う意味だったのか?

あの時自分は、めんどくさいよ自分と

付き合うと、返答は軽い気持ちだった気がする。それ以来彼女とは話していない。

あれが最後の話だったかもしれない

お互い違う環境で仕事をしていたので

自分から連絡をするのが怖かった。

まぁまた機会はあるでしょう。

それを言うのは自分に自信を持って言える時

彼女が出来た時に。童貞の自分にとって

そう心に決めた。

彼女は車で来たからアルコールは

飲まなかったはず、そして自分も

アルコールを体に入れるのは怖くて

飲む事は遠慮していた。

どうしてそんな話になったのかきっかけも

もう覚えていない。多分急な話だったのは覚えてる。

周りは彼女や彼氏は一度は経験してたから

自分は話についていけなかった。

ただただ一方的に聴くだけの

そんな時間だけが流れ、

仲の良かった親友もタバコを吸って

あーもう大人なのか。

仲良くしてくれた受け入れてくれた

友達が吸ってた光景を目の当たりにして

自分は、まだどこか未熟なままなんだと

思った。その子にとっての自分の印象は

大人びたと言ってくれたけど

自分にとっては時が止まったまま

小学生のゲーム好きや子供ぽい趣味

の毎日、そう言う意味では何も変わらず

ありのまま、忘れていなかった子供魂

どこで選択を間違えたのだろう

女子と話すのも怖かったあの感情も

今も抱いている。

でも後悔はない。

自由という意味では恋愛とは無縁だった

自分にとって幸せな人生を送っている

いつかありのままの自分を受け入れてくれる

彼女に出会いたい。

そんな女性どこ探してもいないだろうけど

でも自分は変わりなくない、

無理して背伸びするよりは、

ゆっくりでも前に進める自分らしさがいい。

人間らしさ足掻いて苦しんで

でも生きがいを探す。

結婚できない人生か小学生の同級生の中で

一番最後の既婚者になるか

そんな未来しか今の自分とっては、

その選択しか思いつかない。

周りから見ればひよってる、情けない

男子から告白だろとかそう言わるけど

漫画のように女子からの告白される

そんな体験をしてみたい。

女性から好きになってもらうように

努力はするけど、そんな日は一生来ないだろう

職場恋愛なんて今の会社では1%もない

多分歳の離れた女性しかいないから。

ずっと仲のいい友達ではいられない

みんなそれぞれの家庭をもって時間

が経つうちに集まる機会も減り

話す事も自然に無くなる。

もうあの時には戻れない。

この集まりの機会はいつまで続けられるのか

分からないし想像もしなくない。

もしかしら次は定年になるかも知れないし

ずっと続けてやっていくも知れない。

けど今を生きたたれられれば

縁が出来るかも知れない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

恋をした同級生 闇影夜 @yamikageyoru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ