これは!!
本当にこの界隈の方々に読ませたい一冊です!!
これは個人的な恨み節なのですが、
私は、異世界転生を筆頭とした『TH E ⭐️世界観』の文学が苦手でしょうがないけれど、
それはどうしてか、一旦冷静になって考えてみたらやっぱりこれに行き着くのです。
異世界では、明らかに日本人の名前の日本人顔の主人公が、
明らかに日本人ではない名前の、日本人ではない顔のキャラと、
『日本語』で会話しているところでまずハードルだ。
海外行ったことねえのか!! まず伝わんねえぞ日本語なんか!!
そのくせ、彼らが使う魔法は頑なに日本語を避けるのだ。
フーラ、ゴーア、ドーマ、シャマク……何語だ!!
どっから来たその言葉は! いや、いや、そうじゃない!
なんであんた方は日本語を喋っているんだ!?
などと、こんなところで突っかかる私はもれなくオールドタイプの老害なのだろうが……
だって気になっちゃうんだもん!!
主人公の設定なんかより気になる! 一体どういう言葉の流通の仕方したんだ!?
……日頃思っていたことを吐き出してしまったあまり、この先生の本文からかけ離れてしまったことを謝罪いたします。
この物語は、
応用言語学者の寺沢 拓敬先生(https://ja.wikipedia.org/wiki/寺沢拓敬、 https://x.com/tera_sawa)が考えた思考実験、
すなわち、「突然、カタカナしか存在しない世界に異世界転生したら、カタカナだけで英語の正書法を考えるにはどうしたらいいか?」に基づいて進められる、言葉に関する考察書である。
少しだけ難しいが、実に面白い!!
欲を言えば、この書を広め、
これから異世界転生の門をたたかんとする方に読んでいただいて、
もっと
……言葉の文化のルーツを大事にしていただきたいものである。