婚約者に捨てられ、罪人扱いされた私は、3回目の人生を謳歌してみせます!!
柊葵
第1話 前世、、いや、魂の入れ替え。
私が前世の事を思い出したのは、8歳の時だった。
(記憶を失って前世を思い出すとか意味不明すぎ、、、。)
前世で私は、ブラック企業の労働者として働いていた。
そして、睡眠不足や仕事のストレス、栄養不足が重なって、
自宅で、パソコンを開いて、仕事をしながら、亡くなった。
(気がついたのは、顔も知らないアパートの隣人だった。(会社の人は、気づかなかった。)
そしてこの世界では、恵まれ、公爵令嬢になることができた、、、、んだが、
残念なことに、新しく生まれる訳じゃなく、魂が呼ばれた。
少女の魂と、私の魂が入れ替わったのだ。
「ク、、、、あお、、、、、さま。クレアお嬢様!」
「、、、なあに?」
「大丈夫ですか?顔色が悪いようですが。」
、、、豪華な部屋。見覚えのない人。鏡に映る幼い姿。
、、、床にある魔法陣のようなもの。不思議なパワーを感じる本。
とにかく、、、、
「あなた誰?私の名前は?」
「、、は?お嬢様?
、、、誰か!誰か!医者を呼んで下さい!!」
「脳には異常が見つかりませんが、、、記憶を失っているようです。」
「まあ!なんということ、、、ありがとうございました。お医者様。」
この体の持ち主の少女の昔の日記を読んだ。
少女は、クレア・ティンガーといい、ティンガー家の長女らしい。
日記によると、クレアが魔法陣を描き、私(死人)を呼び寄せ、入れ替わった。
入れ替わった理由は、お兄さん達が溺愛してきて面倒くさい、
婚約が決まり、相手が嫌いな人、ということらしい、、、贅沢な奴だ。
まあ、愛されて来なかった私には丁度いい。
「「クレア!!」」
、、、、ふぇ?
第2話 兄参上。
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